本学園は、藤村トヨの建学の精神を基柢に据えて、新たな「知」の創造と活用を通じて、社会や人類の発展に貢献する人材を育成する大学を目指しています。そして、高度なスポーツ科学や健康科学に関する研究を進め、その理論に裏づけられた実践教育を広く展開することによって、責任を果たしています。
この考えに基づき、女子体育研究所は、女子の体育・スポーツ・レクリエーションなどに関する研究・調査を行い、その向上発展に資することを目的に設立されました。主に以下のテーマについて研究・調査活動を行っています。
研究・調査活動のテーマ
1)理論的、実験的研究・調査
2)教育及び指導に関する研究・調査
3)教員研修の企画・運営
4)研究成果の発表ならびに研究資料などの収集保管および刊行
体力テストの実施
本学園では、毎年4月下旬に学校行事として「体力テスト」を実施しています。大学・短期大学の1・2年生がテストを受ける側(被検者)、大学3・4年生がテストを実施する側(検者)として、この体力テストに臨んでもらいます。そして、体力テスト全体の企画・運営は大学3・4年生の代表である20余名の「実行委員」によって行われます。
体育専攻の学生は、体力テストに関する知識と実践能力を身に付け、体育指導者としての資質を向上させることができ、児童教育学科の学生は、自己の体力を知り学生生活の計画や設計を立てることなどに役立てることができます。また、学生や教員が、体力テストの結果を研究の資料として活用したり、教員が、学生個人および集団の能力の現状を知り、授業やクラブでの指導の参考にしています。また、体力テストの実施は、厚生労働省認定の「健康運動実践指導者」、「健康運動指導士」の受験資格に必要な「体力測定実習」としての位置づけもあります。
研究の助成
1) 個人研究
本学教員が個人で行う研究に対する助成。研究期間は、単年度または複数年度(2年間)。研究費は上限25万円/年。
2) 共同研究
本学教員が共同で行う研究に対する助成。研究期間は、単年度または複数年度(2年間)。研究費は上限50万円/年。
3) 学会・研究会・研修会等の後援・助成
学内で開催される学会・研究会・研修会等について、学内教職員等が自由に参加できることを条件に、後援・助成。助成金には、文部科学省科学研究費補助金の間接経費が当てられます。
研究フォーラムの開催
学内教員の研究成果について、毎年1月下旬に「研究フォーラム」として公表の場を設けています。研究助成制度の内、「共同研究」に採択された内容については、発表が義務化されています。また、「個人研究」や文部科学省科学研究費補助金を得ての研究などについても、発表することができます。学内教員のみならず、誰でも自由に聴くことができ、例年大学3年生が次年度の卒業研究に向けて、研究の進め方や発表の方法を学ぶために参加しています。
紀要の発行
女子体育研究所所報の発行
学内での研究報告をとりまとめ、また、研究所の活動報告を行うため、女子体育研究所所報を発行しています。研究助成制度の内、「共同研究」に採択された内容については、公表が義務化されています。