「子どものお世話をする仕事に向いているかも?」と感じたのは高校生のとき。当時、所属していたサッカーチームには、数か月に一度、幼稚園の子どもたちが
サッカーの体験に来ていました。子どもたちに教えることの楽しさに気づいたのは、そのときです。
それから、保育の先生を目指すために東女体大の「幼保コース」へ入学。私は保育園と幼稚園のどちらで働くか迷っていたので、「保育士」と「幼稚園教諭」の両方の資格を取得しました。最終的に0歳児からお世話できる保育士に魅力を感じ、保育園で働いていますが、認定こども園などでは幼稚園教諭の免許も活用できるので、取得して良かったなと思います。
入社してからは2歳児のクラスを受け持っています。最初のころは、緊張ばかりで「何を話しかけたらいいのかな…」と考えていました。少しずつ慣れてきてからは、子どもたちとたくさん触れ合えるようになったので、やりがいを感じることも増えてきました。そして今は、子どもたち一人ひとりに目を向ける難しさを実感しています。今後はもっと余裕を持って、子どもたちと向き合えるような保育者になることが目標です。
東女体大の魅力は、子どものことを学びながら、スポーツもできること。職場では、子どもたちから「鬼ごっこしよう」「一緒に走ろう」と声をかけてもらうことも多いの
で、東女体大でスポーツを続けていたことは体力的な面でも活きていますね。