対話とチームプレーで一人ひとりが力を発揮し、
みんなでスキルアップできる環境づくりを。
東女体大に進学したのは、自分の好きなスポーツができる環境と、卒業生である母に勧められたのが大きな理由でした。卒業後もスポーツに関わっていきたいと思い、スポーツクラブやレジャー施設などを運営する株式会社東京ドームスポーツに就職。2021年9月から板橋区立小豆沢体育館の副館長を務めています。現在の業務は、受付作業や会員管理などのほか、インストラクターとして子どもたちに水泳を指導。もともと子どもが好きなので、教えたことを吸収してどんどん成長していく姿を間近で見られることにやりがいを感じています。また、社内では後輩が社会人としての基礎的な力を身に付けられるよう、自ら提案してスタッフの育成業務も担当。私自身もまだまだ経験や知識が不足しているので、それぞれができること、任せられることを増やし、全員でスキルアップしていければと考えています。
職場での経験を通して実感しているのが、コミュニケーションの大切さです。一人ひとりの子どもの成長度合いや個性を把握し、保護者の方にはこまめに説明や報告。対話
の不足がクレームにつながるため、日頃からコミュニケーションを重視して信頼関係を深めるよう心掛けています。
業務に取り組んでいく上で、大学での学びが役立っています。教育実習では、子どもと触れ合う楽しさや、興味・関心を引き出す方法などを経験。成長をサポートするためのコミュニケーション力が身に付いたと思います。実技の授業では、学生同士が互いに教え合い、みんなで盛り上げていくチームプレーによって、各自の力が発揮できることを学びました。東女体大では将来につながる力を養うだけではなく、楽しい思い出もたくさん作ることができました。