東女体大ヘッドライン 教職員と学生による学園情報ブログ!

平成26年度卒業式を挙行しました

記事公開日:2015.03.30

平成27年3月20日(金)、藤村総合教育センターにて平成26年度 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学卒業式を挙行いたしました。大学・短期大学 合計464名の卒業生が新たな気持ちを胸に、凛とした姿で学舎を巣立っていきました。

式次第

 一.奏楽
 一.開式の辞
 一.国歌斉唱
 一.卒業証書・学位授与
 一.学長式辞
 一.理事長祝辞
 一.祝辞
 一.表彰
 一.祝電披露
 一.答辞
 一.校歌斉唱
 一.閉式の辞
 一.奏楽

学長式辞

本日は、国立市長 佐藤一夫様、東京女子体育大学・東京女子体育短期大学後援会会長 松本功様、全国藤栄会会長 本学卒業生の馬場京子様をはじめ、多数のご来賓にご臨席を賜り、東京女子体育大学・東京女子体育短期大学、平成26年度卒業式をこのように盛大に執り行うことが出来ます事を心よりお礼申しあげます。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
ご家族の皆様に心からお慶び申し上げます。長年にわたり、慈しみながらご息女を育て、お支えなさいましたご苦労が今日こうして立派に実を結んだことに感慨もひとしおでいらっしゃることと存じます。私たち教職員一同は、お預かりしたご息女を無事卒業させ、社会に送り出すことができまして、大学としての責務を果たせたことに安堵しております。

私は、皆さんが本学に入学された日のことを思い出します。少し緊張した面持ちでしたが、皆さんの若い瞳は希望に輝いていました。私は入学式の式辞で「仲間を大切にしながら目標に向かってお互いに切磋琢磨し、仲間との太い絆を作ってほしい」と申しました。皆さんの4年間、2年間はどうだったでしょうか。
泳げなかったあなた方が土肥の海で必死で泳ぎ切った遠泳、炎天下でのグランドでの授業、氷点下の体育館での練習も頑張りました。インカレや全日本選手権大会、ユニバシアード大会への出場やメダル獲得を目標に努力してきた人もいました。オペレッタでは仲間と力を合わせて公演を立派に成功させることが出来ました。皆さんが諦めずに本気で物事に取り組んだから、出来ないと思われたことを達成することが出来ました。

「本気」ということについて、長野県の安楽寺という和尚さまがこんなことをおっしゃっています。
  本気ですれば大抵のことができる。
  本気ですれば何でもおもしろい。
  本気でしていると誰かが助けてくれる。

また、パナソニック創業者の松下幸之助さんに、こんな言葉があります。
  人間は行きづまるということは絶対にない。
  行きづまるというのは、自分が “行きづまった”と思うだけのことである。

今の皆さんだからこそ、このお二人のお言葉を心からの共感を持って受け止めることができるのではないでしょうか。

今日こうして卒業の晴れの日を迎えることができたのは、皆さんの真摯な努力の結果であることは言うまでもありません。それを宝物として下さい。しかし、人は一人では生きていけません。皆さんの努力を支えてくれた人たちの存在を忘れてはいけません。山よりも高く、海よりも深い愛情の限りをつくしてお育て下さったご両親、温かく見守り手を差し伸べて下さった沢山の恩師、慰め励ましてくれたクラスの仲間、競い合い奮い立たせてくれたクラブの仲間がいたこと。こうした人たちがいなかったら今日の皆さんはありえたでしょうか。沢山の愛情と友情に支えられて今日を迎えられたことに思いを致し、そのことへの感謝を忘れないで下さい。

本学を卒業して、社会で輝いている皆さんの先輩の活躍ぶりを少しお話します。
先月、本学の主催で行われた「一般企業・スポーツ施設」関係の懇談会のことです。多数の企業より参加頂いた社長様、人事部長様、課長様に交じって、新人からベテランまで本学の卒業生が5人参加しておりました。本学卒業生ということで、その5人は会社を代表してスピーチをしました。5人ともそれはそれは堂々として大きな声で分かりやすく社の説明を致しまして、本学を卒業したことで大変役に立ったことは、「はい」とすぐ返事ができること、「ありがとうございました」、「よろしくお願いします」という、あたりまえのあいさつが自然に出来たことだと言いました。他の会社の方からも、口々に本学の卒業生は「うたれづよい」、「決して弱音を出さない」、「ねばりづよい」とおっしゃって、何よりも明るく元気なことがよいとほめて下さいました。社長様方から、来年も是非我が社に学生を送っていただきたいとお願いされました。「ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します」と私はお礼申しあげました。

社会は皆さんの活躍に大きな期待をかけているのです。皆さんは本日学位記を授与され、体育学・保健体育学・児童教育学の専門知識と専門技能を身に付けた人材として、本学を巣立って行きます。日頃の活動の中で培ってきた力を存分に発揮し、社会で役立てて下さい。急速に変化する現代社会では、学んだ知識は時とともにどんどん古くなっていきます。若いころは感性が豊かで吸収力がありますから、社会に出ても積極的に学ぶ姿勢を持ち続け、新しいものを貪欲に吸収して下さい。

皆さんのこれからの目標は一人一人異なることでしょうが、本学で学んだ2年間、4年間の努力は全てあなた方の宝物として身についています。この宝物を引き出しの中にしまい込んだままにしてしまっては、本当に宝の持ち腐れになってしまいます。身に付けた宝物をますます磨き、活かしていくことが社会での実力として評価されることになります。先ほど申しましたように、社会は皆さんの活躍に大きな期待をかけているのですから、本学を卒業したことに誇りと自信を持って元気よく頑張って下さい。そして、これからはご両親にご心配をかけないように、立派な社会人として、世のため人のために尽くして下さい。

皆さんの中には、4年前の東日本大震災で被災された方もいらっしゃいます。まだまだ苦しい生活を余儀なくされている方もいらっしゃいます。その方達は不撓不屈の精神で困難を乗り越えて、今日の卒業式を迎えることが出来ました。この事に深く敬意を表します。また、今日の卒業まで多くの方々がそうした学生を支えて下さったことに、心から感謝致します。学生生活の中で育ててきた大きな太い絆を、これからも大切にして大きな力へと発展させていきましょう。

さて、2020年東京オリンピック・パラリンピックの決定から2年が過ぎようとしています。地元東京で開催されるオリンピック・パラリンピック大会でありますから、これからも皆さんの力を貸して下さい。女子体育大学である本学は大会の成功の為に積極的に携わる所存でございます。すでに学内にオリンピック・パラリンピックプロジェクトを立ち上げ、学生と教職員が五年後に大学としての支援が出来るよう計画をしています。また、東京都・国立市・立川市とも協定を締結しました。東京大会を立派に成功させる為にはチームジャパンとして一人一人の努力が必要であり、協力支援が欠かせません。卒業生の皆さんも在校生とともに東京大会成功の為に力を貸して下さい。是非協力して下さい。スポーツで人と社会を明るく元気に出来るように一緒に頑張りましょう。

卒業にあたり、本学の礎を築かれた藤村トヨ先生の言葉を改めて胸に刻んで下さい。
藤村先生は、
  立つときにも、
  行くときにも、
  坐しても、
  臥しても、
  思慮の時にも、
  運動のときにも、
  腰伸ばせ、即 腹の力
と教えています。

これを人生の指針として、どんな時にも背筋を伸ばし凛とした女性として人生を歩んで下さい。

明日からは、皆さんと私は共に東京女子体育大学・東京女子体育短期大学の同窓生になります。いつ、どこでお会いしても「こんにちは」と元気に明るい笑顔で挨拶して下さいね。私達同窓生はいつまでも仲間なのですから。そして母校をいつまでも温かく応援して下さい。

最後になりましたが、保護者の皆様に申し上げます。
縁あって皆様の御息女が本学で学ばれました。卒業してご縁が切れるのではなく、これからまた保護者の皆様との新しいご縁が始まるものと思っております。と申しますのは、本学が私立大学だからでございます。私立大学は学生のもの、卒業生のものであります。私達教職員は、この東京女子体育大学・東京女子体育短期大学をお預かりして教育と研究に携わっているわけでございます。学生、卒業生こそが本学の真の担い手であり、看板であります。保護者の皆様、どうかこれからも温かい愛情をもってご支援を賜りたくお願い致します。

それでは、卒業生の皆様の今後の御活躍を願って私の式辞と致します。


平成27年3月20日
東京女子体育大学
東京女子体育短期大学
学長 加茂 佳子

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