東女体大ヘッドライン 教職員と学生による学園情報ブログ!

東京女子体育大学・東京女子体育短期大学で学びたいと思う女子高校生のあなたへ

記事公開日:2010.07.08

 女子高校生のみなさんは、卒業後の目標をどのように考えていますか。進学してさらに学問を学ぼうとしているみなさんは、大学や短大をどのような場として考えているでしょうか。今回は、私の学生時代を振り返りながら、大学や短大の魅力について少し触れてみたいと思います。
 本学は、東京に2つしかない女子だけの体育大学の1つです。今から100年ほど前に、創設者である藤村トヨ学長が、「女子の体育は女子の手で」という信念のもとに教育目標を掲げ、以来長い間続いてきている大学です。
 私は、藤村女子中学、藤村女子高校、東京女子体育大学を卒業し、本学に就職して45年になります。今振り返ると女子中学、高校、大学で学び、卒業したことが本当によかったと思っています。小学校時代から運動が大好き、学校が大好きだった私は、大学なら東京女子体育大学しかないと決めていました。なぜならそれまでお世話になった恩師たちはみな本学の卒業生だったからです。私は大学が開設された昭和38年4月に1年生として入学しましたが、当時は短期大学が当たり前であり、短大の2年生はとても大きな存在に見えました。高校生の私から見る短大生はすごく大人に感じられ、あの人達のようになりたいとも思っていました。
 大学に入学してからは苦しいこともありましたが、今は楽しかった思い出が沢山よみがえってきます。大学での授業は高校と違い、決められた勉強ではなく、学問に触れるという印象が強く残っています。授業科目も○○学というような名称で、教えていただく教授の方々もすごく偉く見えたことを覚えています。
 東京生まれ東京育ちの私は、水泳、スキー、スケートなどまったくと言っていいほどできませんでしたが、学外実習で手ほどきを受けたお陰で、人並み以上になることもできました。またクラブ活動は、当時学生が自主的に活動し、先輩が親身になって指導してくださいました。そして、就職時にはゼミの先生、クラブの先生、あるいは先輩方からアドバイスをいただき幸い教員になることができました。
 私の場合には、スポーツが好きということが一番の動機となり、そのことを軸にしていろいろな知識や運動技能を身につけられたことで、活動の幅を広げることができたと思います。またそのことが私の人生を豊かにしてくれているとも思っています。
 スポーツを愛好するみなさんは、自分の将来の目標をもっていますか。その目標に向かって一緒に進んでみてはどうでしょうか。本学は、体育が好き、運動が好き、仲間と深く関わりたい、クラブで専門的に活動したいという人たちが集まります。将来の目標を実現し、よき社会人となるために一緒に学んでみませんか。

学長 加茂 佳子

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