記事公開日：2011.07.29

7月25日(月)に行われたコントロールシリーズ第4戦を終え、本学3年生の中津裕美さんが世界選手権大会への出場権を獲得しました。

2011年4月の世界選手権大会日本代表候補決定戦で最終4名の選手が選ばれ、本学卒業生の大貫友梨亜選手と本学3年生の中津裕美選手が候補選手に入りました。その後4回のコントロール戦の結果により、最終的に代表選手が決定することになっていました。コントロール戦では強化本部の方針により、世界で戦える条件として、最低26.00点を獲得しなければ日本代表としての資格が与えられない厳しい条件でした。
7月25日の最終コントロール戦で大貫友梨亜選手と中津裕美選手がこの条件を見事にクリアーして日本代表となりました。
特に中津選手は昨年の怪我を乗り越え、優れた柔軟性や、持ち前の豊かな表現力と強い個性のある演技を披露しました。最後のリボンの種目でミスのない伸びやかな演技を見せて26.030点をマークして日本代表の座を獲得しました。
この第31回世界新体操選手権大会はフランスのモンペリエで2011年9月に開催され、2012年ロンドン、オリンピック大会の予選となっています。日本代表としてオリンピックへの個人出場切符を勝ち取ってくる重要な使命があります。オリンピック出場をかけて世界の舞台での活躍が期待されています。

新体操競技部