『ヨガ世界チャンピオン三和由香利さん』のスペシャルメッセージ
記事公開日:2012.07.28
7月22日(日)に、藤栄会(本学同窓会)の主催する夏期講習会が開催されました。
講習会の4時間目に、世界で活躍されている卒業生の三和由香利さんが講師としておいでになり、メッセージをいただきましたのでお届けいたします。
三和由香利 さん(2011年ヨガ世界大会優勝)
幼い頃より新体操に没頭、藤村女子中学校・高等学校を卒業した後、東京女子体育大学へ進学。卒業後、専門学校のダンス科教員になる。
その後、ピラティス・ヨガを学ぶため、単身渡米。
2007年より5年連続でヨガの世界大会に日本代表として出場、2011年日本人初となるワールドチャンピオンに輝く。以降、国内のイベント他、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、オーストリア、デンマーク、アイルランド、イギリスなど、ワールドツアーを行なっている。また、内外のCMやスチールのために、モデルや俳優のポージングも担当。インストラクターや、パフォーマーとしても活躍中。
― 多彩ですね。
〈中学高校保健体育科1種教員免許、ビクラムヨガインストラクターライセンス、ネバダ州立大学公認ピラティス指導者、NAUIスキューバダイビングアドバンスライセンス、スキンダイビングインストラクター〉
もともと身体づくりから始めたヨガも、海が好きだから始めたダイビングも、世界中どこでも出来て楽しめる、そうした良さがあると思っています。
― 今日の三和さんの話が印象に残っています。
『私は世界チャンピオンになりましたが、ヨガは人と競うものではありません。自分自身と向き合うもので、大会では人と比べるのではなく自分が鍛練してきた成果を披露する場。
また生活そのものもヨガに繋がります。
1日24時間という全ての人に共通の時間の中で、1分でも良いので自分を見つめる時間を作ってあげてください。
思いやりをもって人に接するのはもちろん、自分のことも大切に思ってあげて頂きたいです。』
― 世界を回りながらのレッスンとデモンストレーションで、国籍を問わず受講者やギャラリーとの対話が続いていると思います。そこで、三和さんが大事にしていることってなんですか?
『常に謙虚でありたい』と思うことです。私はわたしでも、対話するその人にも人生がある。難しいことですが、常に同じ目線でいたいと思っています。受講する人のヨガポーズを見ていると、その人の性格とかわかるんですね。身体を柔軟にするばかりでなく、心や考え方まで柔軟に、固定観念に囚われず可能性は無限大なので、その力を引き出せるようなポジティブなクラスを常に目指しています。あと、笑顔を忘れないことですね。
― ワールドワイドに活動されている三和さんから、在学中の学生たちにメッセージをいただけますか?
はい、自分で強く望めば出来ない事はないと私は思ってます。人には向き・不向きというのは無く、目標に向かって進んで行けば色んな形で現れてきます。それが今、1年後、卒業後、10年後、もっとかかるかもしれません。でも信念があればきっと叶うはず。自分自身でその道を切り開いていって欲しいと思いますね。
三和さん、ありがとうございました。
☆ ナマステ
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