東女体大ヘッドライン 教職員と学生による学園情報ブログ!

平成29年度入学式を挙行いたしました

記事公開日:2017.04.13

平成29年4月3日(月)、藤村総合教育センターにて『平成29年度 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学 入学式』を挙行いたしました。
大学 体育学科 392名、大学3年次編入学 15名、短期大学 保健体育学科 33名、児童教育学科 60名、合計 500名の新入生を迎えました。

学長式辞

学園の満開の桜とともに、教職員一同、
皆様のご入学を心よりお待ちしておりました。
ご入学おめでとうございます。
ご家族、ならびにご関係の皆様には心よりお祝い申し上げます。

本日は、国立市政策経営部長 雨宮 和人様
学校法人 井ノ頭学園理事長 高橋 あゆち様をはじめ、多数のご来賓の御臨席を賜り、入学式を執り行うことができましたことを心から御礼申し上げます。

本学は1902年に、日本で初の女子体育教師養成校として誕生しました。
今年で創立115年目を迎えます。
本学では、創立者の藤村トヨ先生の掲げた建学の精神
「心身ともに健全で、質素で誠実、礼儀正しい女子体育指導者の育成」は現在も揺らぐことなく継承されています。
藤村トヨ先生は学生と寝食を共にしながら24時間をかけて全人教育を実践されました。
その教育は、情熱あふれる礼儀正しいそして豊かな感性と高い品格を兼ね備えた女子体育指導者の育成を目指したものでした。

本学は、建学の精神に基づいて3つの教育理念を掲げています。
1つ目は、
「女性の特性に配慮し、女性の感性を活かした指導、学習理論」を基盤に、きめ細やかな教育指導を行い、実践力のある女性を育成します。
2つ目は、
時代の要請に応じて、社会のあらゆる場で活躍できる創造性豊かな女性を育成し、特に次代を担う子ども達の教育、幼稚園、小学校、中学校、高等学校に携わる教員・指導者の養成にあたります。
3つ目は、
知識・技能のみに偏らない社会性や、深い教養を身に付けた人間性豊かな知・徳・体のバランスのとれた女性を育成します。

この教育理念に基づいて教育目標を設定しています。
体育学科、保健体育学科、児童教育学科のそれぞれの場所で授業、実習、クラブ活動やサークル活動で体育、スポーツを通して学び合いながら成長できる環境です。

さて、3年後の2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。
本学は、2014年にオリンピックプロジェクトを立ち上げて毎月1回の講座を開催しています。

本学は53年前の東京オリンピックの閉会式に本学学生300名による、ほたるの光の曲での松明(たいまつ)を持った“さよなら”フィナーレを披露しました。
前日の前夜祭では、本学全学生による「輪のダンス」を披露し、全世界の人々に感動と元気を与えたことが語り継がれています。
皆さんも3年後の2020東京オリンピック・パラリンピックには本学から様々な形で参加しましょう。

最後になりますが、これから生涯に二度とやってこない4年間あるいは2年間をどのように過ごすかは皆さん次第です。
卒業するときにこの大学で学べてよかったと思えるよう、将来のなりたい夢や目標に向けて最後まであきらめないで本気で取り組んでください。

教職員は、皆さんの夢の実現を全力で支援、指導にあたります。
充実した大学生活を送っていただけることを願っています。



平成29年4月3日

東京女子体育大学
東京女子体育短期大学
学長  浅見 美弥子

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