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掛水通子教授日本スポーツとジェンダー学会論文賞受賞報告

記事公開日:2017.09.23

 このたび、本学女子体育研究所所長、掛水通子教授が日本スポーツとジェンダー学会論文賞を受賞しました。
 日本スポーツとジェンダー学会では、スポーツとジェンダーに関する研究の発展を図り、 会員の優れた研究成果を表彰するために学会論文賞を設けており、スポーツとジェンダーに関する研究分野の業績(出版物、論文、報告書、学位論文〔修士・博士〕等)に授与されます。奇数年度の学会総会で授与され、今回の受賞者は二人で、関めぐみさん(大阪府立大学大学院博士論文)とともに、7月1日に京都学園大学で開催された日本スポーツとジェンダー学会第16回大会総会で、表彰されました。

 受賞論文は、2016(平成28)年3月発行の『スポーツとジェンダー研究』第14号の43ページから55ページに掲載された論文、「近代スポーツ史における女性の地位:戦前における女子体育教師の出現に関するジェンダーの観点からの考察」です。この論文は第14回大会での基調講演をもとにまとめたものです。本学の教育と歴史に関係が深い論文です。
 掛水教授は日本スポーツとジェンダー学会の第5期会長で、第16回大会で3年の任期を終え、現在は監事の任にあります。この受賞は本学としても嬉しい報告となりました。

 『スポーツとジェンダー研究』はJ-STAGEで公開されていますので、是非読んでいただきたいです。

 昨年度の「日本スポーツとジェンダー学会第15回記念大会」は本学で開催されました。また、2014(平成26)年3月に第5回東京体育学会も本学で開催され、掛水教授は東京体育学賞を受賞しました。受賞論文は 2015(平成27)年発行の東京体育学研究第6号5ページから14ページに掲載されている「體操ハ成ルヘク女教員ヲシテ之ヲ教授セシムヘシ」の実現に果たした 明治・大正期における私立東京女子体操音楽学校卒業生の役割 —『諸學校職員録』,『中等教育諸學校職員録』 (1903-1926)を手懸かりに—」です。

 

 大学の先生方は授業や部活動指導だけでなく、研究にも励んでいます。今後は先生方の研究情報も発信していきます。

発信:女子体育研究所

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