平成29年度卒業式を挙行いたしました
記事公開日:2018.03.28
平成30年3月20日(火)、藤村総合教育センターにて『平成29年度 東京女子体育大学・東京女子体育短期大学卒業式』を挙行いたしました。
大学 体育学科 396名、短期大学 保健体育学科 52名、児童教育学科 69名、合計 517名の卒業生が新たな希望を胸に巣立っていきました。
学長式辞
学園の桜がほころび始めた今日の良き日に、卒業される皆さん、おめでとうございます。
本学教職員を代表し、心よりお祝い申し上げます。
また、卒業される皆さんを支えてこられたご家族や関係者の皆様にお祝いと共に心から感謝申し上げます。
本日は、国立市長 永見 理夫 様、井ノ頭学園理事長 高橋 あゆち 様、同窓会藤栄会会長 藤島 八重子 様をはじめ、多数のご来賓のご臨席を賜り、卒業式を執り行うことができますことを心から御礼申し上げます。
2年または4年前の入学式のこの席で夢や希望に胸を膨らませながらも不安や緊張感で胸がいっぱいだった様子が手に取るように思い出されます。
しかし、今日の皆さんは晴れ晴れとして明るく活気に満ち溢れているようでとても嬉しく思います。
在学中の学修、教育実習をはじめ様々な実習、クラブ活動、オペレッタなど全力で取り組んだなかで仲間と力を合わせ、絆を深めることで人と人との繋がりの温かさの素晴らしさを実感したことと思います。
さて、皆さんの学ばれたこの学び舎は、古い歴史と伝統があることはご存知でしょう。伝統を支えてきた、建学の精神である「心身ともに健全で、質素で誠実礼儀正しい女子体育指導者の育成」、また、藤村トヨ先生の提唱された「腰伸ばせ即腹の力」この言葉の事にあたっての姿勢と心構えを受け継ぎ、今年は創立116年目を歩んでいるところです。古い歴史を持つ中で、ここを母校として巣立った多くの先輩が社会にいます。
そして本年度はいよいよ皆さんが社会に向かって巣立つ時です。大きな変化の激動する時代の中に飛び込むことになりますが、実社会において、本学で学んだ専門的な基礎知識や技術を土台に、目標に向け、凛とした姿で、ご活躍されることを願っています。
そこで、本学の卒業生で教授をされていた恩師の教えを紹介致します。
「5つの心」を大切に、それぞれの言葉で心を表すものと教えられました。
「ありがとう」これは感謝の心
「はい」これは素直な心
「おかげさまで」これは謙虚な心
「私がします」これは奉仕の心
「すみません」これは反省の心
この言葉の心を持って歩んでいただきたいと思います。
本学は皆さんの誇れる母校として、確かな学力と豊かな人間性を身につけた、社会に貢献できる輝く魅力ある大学作りに教職員一丸となって邁進してまいります。
最後になりましたが、卒業生ならびにご臨席の皆様のご健勝とご活躍をお祈りいたしまして式辞とさせていただきます。
平成30年3月20日
東京女子体育大学
東京女子体育短期大学
学長 浅見美弥子
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