東女体大ヘッドライン 教職員と学生による学園情報ブログ!

公開講座「たのしい理科教室」を開催しました。

記事公開日:2020.12.17

食べ物には、様々な色のものがあります。これらの色は、食べものに含まれる「色素」によって決まります。紫キャベツには「アントシアニン」という色素があります。この色素を取り出し、身近にあるいろいろな液体を混ぜ、色の変化を調べましょう。

日時 : 令和2年11月14日(土) 13:00~15:00
場所 : 多目的演習室
対象 : 小学生(3年生以上)
講師 : 折本 周二 准教授

テーマは「カラーチェンジ」
紫キャベツから取り出した色素を様々なカラーに変える化学実験です。
紫キャベツの葉を細かくちぎってビーカーに入れます。水を加えて実験用コンロにかけます。
ビーカーの温度が上がってくると、どんどん紫キャベツ液が濃くなってきます。

ビーカーの紫キャベツ液が冷めるのを待つあいだ、折本先生が、天体望遠鏡で太陽の黒点をみせてくださいました。

出来上がった紫キャベツ液を、紙と漏斗を使ってこします。すると、透き通ったきれいな紫キャベツ液になりました。
10本の試験管に液を分け入れ、カラーチェンジの準備完了。

いよいよカラーチェンジです。
ジュースや酢、食塩水など10種類のチェンジ液が用意されていました。
スポイトを使ってチェンジ液を試験管に入れていきます。
すると、紫色が黄色や緑など、思いがけない色にチェンジがしました。

はじめは様々な実験器具にとまどっていた子供たちも、段々と積極的になり、実験を楽しんでいました。
最後に折本先生から、自宅などで実験を行うときの注意点のお話があり、みんな真剣に聞き講座は終了しました。

【参加者アンケート】より
「色がかわる瞬間を見れたことが楽しかった」
「コンロを使ったり、試験管を洗ったりしたのが楽しかった」
「紫キャベツ液にいろんな液体をいれることが楽しくできた。」

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