公開講座 共通講座「からだつくり」を開催しました
記事公開日:2021.07.29
音楽や道具を使って、楽しく運動することで、心とからだをほぐし、動きやすいからだをつくりましょう。
日時:令和3年6月6日(日)13:00~15:00
会場:藤村総合教育センター
講師:小野田桂子准教授
「からだつくり」
「からだつくり」というテーマは、本学体育科一年生が基礎として必ず学ぶテーマです。
今回は、公開講座の受講者の方々に合わせ、その考え方や手法の一部を紹介しながら、「健康・体力つくりのための運動」を楽しく実践しました。
コンディショニング
最初に小野田先生から、「体の中心を動かしましょう」というお話がありました。これにより内臓機能を刺激し、不調改善やコンディションを整えることができるそうです。
実際に、足裏や骨盤まわり等のストレッチを行いました。特に手の中指のストレッチの大切さの話に受講者に皆さんの関心が集まりました。
コーディネーショントレーニング
コーディネーショントレーニングにはいろいろな分類と種類があるのですが、この講座では主に「連結能力の向上」を目的とした運動を行いました。
これは二つ以上の異なる動作を同時に行う能力で、頭と体を同時に使います。左右の手足をそれぞれが違う動きを音楽に合わせて実践しました。最初はうまく出来なくても、繰り返していくうちに自然とできるようになる方もいらっしゃいました。
タオルボール運動
後半はタオルを使いストレッチをしたり、タオルをボールのように丸めいろいろな運動を行いました。投げたり転がしたり、頭にのせたり。いびつな形のタオルは思いがけない動きをするため不意の動作に対応する能力アップの運動になります。
音楽に合わせてスクワット
最後は皆さんで音楽に合わせ、楽しくスクワットをしました。
「からだつくり」で大切なことはいろいろな運動や動作を実践しながらご自身のからだの状態に気づくこと。そして運動を継続していくことが、ケガの防止にもなり、体の動きを高めることになるとのお話がありました。
参加者アンケートより
「最初は緊張しましたが後半は楽しくさせていただきました。」
「老人の方の仕事をしているので姿勢の理論、転倒防止の体、筋肉の使い方を専門的に教えていただきとても参考になり知識を学べました。」
「たのしく身体を動かせました。」
- << COLLEGE
- << 地域交流の一覧ページへ