公開講座 幼児講座「子どもと一緒に防災を学ぶ」を開講しました
記事公開日:2023.01.24
災害に備える心構えや方法について、クイズや体験を通して親子で学びましょう
「子どもと一緒に防災を学ぶ」
日時:令和4年9月17日(土)14:00~15:30
会場:第一体育館
講師:村石 理恵子 准教授
対象:親子(4歳~7歳)
はじめに
どのような災害(危険)があるか先生からお話がありました。
自然災害(地震、津波、台風、洪水、雷、家事など)についてお話いただき、子どもにもわかりやすく紙芝居で台風について学びました。
講座当日は台風が九州地方に近づいていましたので、学生による紙芝居『台風がきたぞ』は、皆が真剣に聞いていました。
次に、身の回りの災害への対応を学びました。
災害時に役立つブルーシート、ペットボトル、段ボール箱の使い方を実際にやってみました。
①逃げよう
『その場から逃げる』
頭を守りながら低い姿勢で走って逃げること。
学生が逃げる時の走り見本で走った後に大きな声で「名前」を叫びみんなに聞こえるように親子で走りました。
ホイッスルを使い、自分の居場所を知らせる体験もしました。非常持ち出し袋に入れられると良いですね。
②備えよう
『緊急連絡先は?』
家族で相談し電話番号など確認し用紙に書き込み、緑カード電話番号の使い方を学びました。
『食べ物の大切さ』を学びました。
乾パン、アルファー米を食べてみました。(希望者のみ)
『水の大切さ』を学びました。
段ボール箱の中にビニール袋を入れお水を入れてから運ぶ体験では、子どもたちは初めての体験に水をこぼさない様頑張りました。
ペットボトルのキャップに穴を開けて事前に準備しておくなど災害時に役立つ事も知りました。
『灯かりの大切さ』を学びました。
懐中電灯がつけられるかな、
マッチでローソクはつけられるかな、
緊張しながらやってみました。
『情報の大切さ』を学びました。
自分たちの地域の防災マップを確認し緊急時の連絡先を親子で確認しながらシートに記入し、シートの使い方を学びました。
参加者アンケートより
「本日はありがとうございました。お話も参考になる内容ばかりでしたが、実際にマッチで火をつける体験は新鮮でした。緊急連絡先を学区内のママ達やお隣さんとの交流で助け合うというアドバイスも大変参考になりました。娘は白米、乾パン、ホイッスルが気に入ったそうです。紙芝居も楽しかったです。」
「最近、自然災害が増えていて、防災に対しての備えが大切だと思いつつもできていない部分があるので、今回の講座での体験を忘れずに、子どもと家でも見直したいと思います。とても貴重な時間を過ごせました。ありがとうございました。」
「大変役に立つ講座を開講下さり、ありがとうございました。帰宅後、親子で非常袋を再点検してみます。」
「今日はありがとうございました。親子で防災について考えることが出来、良い機会になったと思います。」
「子どもに災害を意識してもらうのに良い機会でした。」
関連するSDGs目標
目標11:都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
目標13:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
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