【海外遠征】木田喜愛さん(大2) ITU世界デュアスロン選手権大会 結果報告
記事公開日:2014.06.25
5月28日から6月3日までの期間、スペイン/ポンテベドラで開催されたITU世界デュアスロン選手権に日本代表として大学2年生 木田喜愛(はるな)さんが出場しました。帰国後、初めての海外遠征・世界大会を振り返り、貴重な体験談を語っていただきました。
大会結果はどうでしたか?
結果は残念ながらDNF(途中棄権)となりました。私はU23部門<18歳以上23歳以下>の出場でしたが、レースはエリート部門との混成でした。スタートから独走を続けるエリート部門の選手に周回差を付けられ、やむなく途中棄権となりました。予め、日本のエリート選手からは、「第1ラン、バイクはMAXでいくように!」とアドバイスをいただきましたので、DNFという納得のいかない結果となりましたが、自分としてはスタートから全力を尽くして戦うことができました。
初めての海外遠征・世界大会はどうでしたか?
大会だけではなく、その他にもたくさんのことを経験でき、充実した遠征となりました。
街中では、「ありがとう」「ジャパン」など日本語で声をかけられ、フレンドリーな方が多い印象を受けました。また、大会後に他国の選手との交流会があり、私も参加させていただきました。日本のウェアが大変人気で、他国の選手から交換しようとの誘いを何度も受けました。実際に他国の選手とウェアを交換することができ嬉しかったです(嬉)
ハプニング続きの大会だと伺いましたが…
はい。ハプニングの連続でした。まずは大会直前にバイクの盗難にあってしまいました。もちろん鍵は付けていましたが、10分くらいの出来事でしたので、頭が真っ白になりました。大会へは卒業生の先輩からお借りしたバイクで出場しました。大会前に私の身体にあわせてバイクを調整していただいたり、また、盗難にあった自転車をたくさんの方が探してくれたり、皆さんの協力のおかげで大会に出場することができました。
そして、行きのフライトでは2回の乗継がありましたが、マドリッド空港で日本選手団の大会用自転車がカウンターから出てこず、次のフライトに間に合いませんでした。結局、マドリッドで1泊することとなりました。さらに、帰りのフライトではセキュリティーチェックが厳しく、予想以上に時間がかかりました。フライトぎりぎりで日本代表選手団が飛行機に滑り込み…という出来事もありました。ハプニングの連続でしたが、さまざまな経験をすることができました。
次回の大会に向けて意気込みをお願いします!
次回は関東インカレが控えています。
チーム全体の調子が上がっているので、一丸となって頑張ります!私はこのデュアスロン大会の経験を生かし大会に繋げていきたいと思います。
結果は惜しくもDNF(途中棄権)となりましたが、次回の大会に向けて既に一歩前進している木田さん。今後の活躍に期待します!
(写真:大会先での1コマ)
この記事に関連する情報
- トライアスロン
-
大学時代だけで無く一生をかけて楽しめる競技です。ぜひ一度見学に来てみてください。
HP作成部会
- << CLUB
- << トライアスロンの一覧ページへ