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研究・教育

楽しく動いて、シニア世代の心と体を元気に!(第1回)

記事公開日:2024.05.29

神奈川県伊勢原市において健康モデル事業に参加した方々を対象とする「動脈硬化度測定会および説明会」が227日、318日に開催されました。
この健康づくりイベントは、小野寺由美子先生のゼミ活動の一環として実施され、今年で測定会自体は19回目、ゼミ活動としては3回目となりました。
今回は学生スタッフとして参加した山口かなさん(小野寺ゼミ4年生:取材当時)、清水唯花さん(長谷川ゼミ3年生:取材当時)にフィールドワークの体験やゼミ活動での学びについてインタビューしました。4回にわたってお伝えします。

大切なのは、参加された方々との関係性を築くこと

体育学部4年生 山口かな さん

初めて参加したのは小野寺ゼミに所属した3年生からで、今回が2回目です。
大学生活では高齢者の方々と接する機会はあまりなかったので、最初はどんなふうに接すればよいのか戸惑いもありました。
でも参加された方々はとても活気があり、健康のことについてもっと知りたいと意欲的な方ばかりでした。

運動プログラムを指導するためには、それ以前にその人がどういう人なのかを知るためのコミュニケーションがとても大切だと気づきました。
そういう関係性が健康に対する意欲を後押ししてくれると感じています。

運動プログラムづくりは、苦労しながらも授業やゼミでの学びが活用できた

私は、高齢者にとって骨折の大きな原因となる転倒を予防するための「体づくり体操」を担当させていただきました。
足を踏み込む運動などにレクリエーション的な要素を加え、皆さんにプログラムを楽しんでいただけるように工夫しました。
プログラムづくりはかなり苦労しましたが、やはり大学での講義やゼミでの専門的な学びを活かすことができました。

工夫したことを自分の言葉で語る大切さ

参加者の皆さんには自分の測定結果を振り返り、実践できそうな行動目標を「私の健康宣言」として発表していただくのですが、
皆さん生き生きとお話しされる姿が印象的でした。
例えば、歩数の上昇率改善で表彰された方がどのように工夫したのかをお話しされたのですが、参加者の皆さんも共感してコミュニティができあがります。
工夫したことを自分の言葉で語っていただくことに大切な意味があると感じました。

 

第2回に続く・・・

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