本学で、「保健体育科教育法」「体育理論」「体育科教育法」をご担当されている、豊岡 弘敏 先生に「ここにあなたの未来がある」をテーマに講演していただきました。「体育大学はどんな学生が居るの? そもそもどんな大学なの?」本学学生と学園の特質について、詳しくお話ししてくださいました。
『大学は、さらなる探究をしていく場なんです。』
豊岡先生が担当される授業やゼミナールでの学びの姿が解説されていきます。
ここで、体験授業が始まりました。「さて、スポーツとは何か?」こんな問いを来場した皆さんに投げかけます。
ボディビル、カラオケ、eスポーツ、これらはスポーツでしょうか? 来場の皆さんはQRcodeを読み取り、ホールが特設のクラスになって全体で考えていきます。
『これって、スポーツ? 』
その後、スポーツとは何か、スポーツから学べるものは何か、を考えます。
『体育やスポーツを通じて生きる上で役立つ健康・人体・幸福について学べる。』
後半は、東京女子体育大学で学ぶメリットについて、詳しくお話しいただきました。就職(進路)で評価される、コミュニケーション能力やコーチングスキル、人並み以上のメンタリティなどを、賞賛していただきました。
主体的な問題発見・解決する能力・論理的思考が身に付いている。実践的な学びが豊かだと感じられます。
大学・短大からお一人ずつ紹介されて、トークが始まりました。昨年度から大学3年生が教員採用試験を前倒し受験できるようになって、4年生進級時に合格している学生が現れています。短大では、免許資格取得のために、1年生の頃から複数の学外実習を乗り越えてきました。取り組みの中で獲得した学びについて、お二人とも実感を伴ったコメントをされていましたね。これから取り組む皆さんにも、参考になったと思います。
体育・スポーツ社会学の笹生 心太 先生がご担当でした。授業は、「社会と人間」、「スポーツ社会学」、「レジャー・レクリエーション概論」をご担当されています。ゼミナールでは「体育・スポーツ社会学」を領域とされています。体験授業のテーマは「スポーツをマネジメントするってなに?」でした。マネジメントを軸に様々な文化、小説、アニメ、ドラマ、ゲーム、プロスポーツを横断しながら、「工夫しながら成果を生み出す」ことと「部活に入ると就職に有利」であることを重ねて論じられました。最後にピタッと結びついて、とても面白かったですね。
今回25分間でしたが、ひとコマ90分でご担当する授業は奥行きも拡がりもより大きくなるでしょうね。
(当初予定されていた体験授業から内容を変更して実施されました。)
こどもスポーツ教育学科(学科長)の土井 晶子 先生による体験授業が行われました。土井先生は、こどもスポーツ教育学科の「保育内容(環境)指導法」「保育者・教師論」「レクリエーション演習」などの授業をご担当されています。ゼミナールでは「保育内容」を領域とされています。体験授業のテーマは「子どもの発達と保育」でした。赤ちゃんと同じ大きさの人形に触れて赤ちゃんの体と発達の様子を知り、手指の動作に適した遊びを体験して知識を深める内容でした。この続きは、入学後になるかな?
音楽研究室の三好 優美子 先生による、はじめてピアノに触れる人を対象にした授業が実施されました。幼稚園や保育園での実務を目指す学びには、ピアノ奏法を身に付ける授業があります。入学した学生にも、経験のある人ない人が様々在籍しています。今回は、経験の無い人を対象とする体験として企画していただきました。先生が鍵盤を使って教えてくださっている手元がスクリーンに映っています。実は私も未だ弾けないんですが、これはわかりやすいですね。この後は、補助スタッフが寄り添いながら、三好先生の丁寧なご指導が印象に残りました。
2023.06.19
2024.04.24
2024.06.15