大学生活で主軸となるのはやはり授業。どんな授業があるのか気になる方も多いと思います。今回は体育大学ならではの独自の授業について、授業の様子をお伝えします!
前回アウトドアスポーツ演習ではタープ設営の様子をお届けしましたが、今回実践するのは火起こしです!
まいきりという器具を使い火種を作り、それを元に火起こしをする方法を学びます。
まいきり式火起こしでは、きりを回転させ、木材ときりの摩擦熱を発生させることで火を起こします。
まいきりの使い方はシンプルですが、上手く回転させられるかはセンスが問われます。
はじめて扱う学生たちは中々上手く回転させられなかったり、すぐに感覚を掴んで火種まで繋げられたりと様々でした。
折居先生がまいきりの使い方をレクチャー中
グループ毎にいざ実践!
火種を作れたら、あらかじめ解いておいた麻ひもと鳥の巣のようにしたトイレットペーパーに火種を付けてきちんとした火を起こします。
火種が消える前に済ませなければいけないのでスピードが肝心です。
まいきりで火種を作る横で、火種を移す麻ひもとトイレットペーパーをほぐして準備
野外活動での炊事では、そのほかにガスバーナーとボンベの取り扱いも学びました。
こちらは手順をすぐ飲み込み、実施できている学生が多かったです。
また、まいきり以外での火起こし方法ではファイアスターターを使った火起こしもあります。
こちらは、ファイスターターで打ち付け合う際に起こる火花で火を起こします。
火花は起こせても、着火まで繋げるのが難しく苦戦する様子が見られました。
ガスバーナーの取り扱いを説明
ファイアスターターから火花が散る様子
普段の生活ではコンロやIHで簡単に火を付けられますが、一から火を起こすとなると大変です。
一通り火起こしの方法を実際に経験し、炊事の大切さを学べたと思います。
2023.06.19
2024.07.29
2024.06.15