北海道文教大学にて“ これからの療育の姿を探る – 現象学の知見から – ”をテーマに「肢体不自由療育セミナー」が開催されました。
セミナーには本学学長の金子一秀教授が講師として出席し、身体運動で重要な「動感」について現象学的な運動学からその発生の構造と指導について講演を行いました。
1)日時 2023年6月3日(土)・6月4日(日)
2)会場 北海道文教大学
3)主催 北海道肢体不自由療育セミナー実行委員会
セミナーでは、重度の障害を持つ子どもにセラピストや指導者が十分にアプローチできないことについて、力量不足に起因するのか、それとも人間観や実践理論、技術の限界から来るのかという問いを提起しています。
障害の重い子どもたちの願いやニーズに十分に応えることの難しさは、障害の重度化に限らず人間の存在や育ち、発達の捉え方の限界から生じている可能性もあると考え、セミナーを通して現象学的な視点から専門性や実践、臨床上の課題を探求し今後に繋げていきます。
目標3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
目標4:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
2023.06.19
2024.04.24
2024.06.15