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研究・教育

保育実習で学んだこと<前編>

記事公開日:2024.04.27

ハイタッチで感じられた、子どもが心を開いてくれた時の喜び

こどもスポーツ教育学科の2年生に、2月に行った保育実習を振り返ってもらいました。

■学科、学年、名前を教えてください

こどもスポーツ教育学科2年、村上真菜です。

10日間の保育実習では何歳児クラスに入りましたか?

私は0歳児から4歳児までの各クラスと土曜日の異年齢保育に入らせていただきました。実習先が開園して間もなく、5歳児クラスがありませんでした。

■実習中の「嬉しかったこと」を教えてください

0歳児クラスに入ったときに、人見知りをする女の子がいました。保育士の先生から聞いたことですが、先生方でも関係をつくるのに時間が掛かったそうなんです。なので、どのように関わっていけばよいか、考えながら実習に入ったのですが、思ったよりも時間が掛からず、自然に受け入れてくれました。そして、その子の方から、ハイタッチを求めに来てくれました。ハイタッチをしたときに、私に心を開いてくれたように感じられて、とても嬉しく思いました。

心が通い合う、表情や遊びの中でのコミュニケーション

■子どもに心を開いてもらえるよう、心掛けていたことはありますか?

授業で学んでいたことでもあるのですが、行きすぎないように気をつけました。なので、保育室に入った時に、自分からその子に向かうんじゃなくて、普通に座って他の子と遊ぶようにして、その中でちょっと目が合ったときに「ニコッ」と笑い掛けたり、表情でコミュニケーションするようにしました。

■「大変だったこと」はありますか?

思っていた以上に子どもと全力で遊ぶので、体力的な大変さはありました。幼児クラスの子ども達との戸外遊びでは、子ども達が必ず「鬼ごっこしよう!」と誘ってくれるんです。その鬼ごっこが、普通の変わり鬼のルールではなく、子どもたち全員が鬼で、私一人が逃げたり、反対に私一人が鬼で子ども全員を捕まえるルールの鬼ごっこでした。2月という寒い時期でしたが、体の内側から温まるので、薄着で保育をしていました。大変でしたが、とても楽しい時間でもありました。

子どもと表情や遊びの中で関わろうとする心掛けがとても印象的でした。後編もお楽しみに!

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