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研究・教育

この先に学んだことが役立つことを期待して

記事公開日:2024.09.04

体育学部2年生から受講ができる集中授業「アスレティックコンディショニング」では2日間かけて主にテーピングについての知識と実践力を身に付けることを目的にしています。今回は、授業において先生の補助としてスチューデントアシスタントを担当した4年生(取材当時)の竹花 由乃さんからお話を伺いました。 

テーピングはやったらやった分だけ上手くなる

先生がご指導されたことを履修者同士でペアを組んでテーピング実習しているときに、スチューデントアシスタントとして巡回してどうやったらいいのか等巻き方の補助をしています。巡回の際には自分がスチューデントアシスタントだと履修者にわかるように青いキャップを被っているので、こちらからアシスタントに入る以外にも履修者からもわからない場合に声を掛けられることもあります。 

先生が見本でテーピングを巻いている様子

先生とスチューデントアシスタントで巡回と説明

スチューデントアシスタントになったきっかけは、授業担当教員の覚張先生のゼミナールに所属していることです。昨年も経験していて、今年は2年目になります。テーピングはやったらやった分だけ上手くなるので、自分自身も医学知識が身についてきた部分もあるからそういった意味では昨年よりも教え方が変わってきたかなと思います。  

テーピングは内反予防や競技力を上げるためといったそれぞれの目的があるけど、履修学生はその目的と巻き方の組み合わせを実践ではよく理解できていないことがあります。だから、結局何をしたいのか?どういう風に巻きたいのか?っていうところから話しかけることを意識して、目的や巻き方を説明しながら補助をしています。巻く位置など間違っていると効果がないし、逆に怪我につながることもあるので、間違ったことを相手に教えたりそれをしてしまったが故の結果を無くせるような授業になっていけばいいなってささやかながら思ってやっています。 

大学の授業で今まで勉強してきたことの価値観が変わった

覚張先生のゼミナールに入ったきっかけでもあるけど過去に成長痛からうまく体を使えなくなってジャンパー膝を起こしてしまい、そのリハビリがあまり効かなかったことから自分の原因や対処方法について勉強していくことができるじゃないかと思っていました高校もテーピングの巻き方を見て勉強していたど、大学入って当時この授業を履修してじ巻き方でもこういうためにこういう巻き方すると怪我の予防になるとか固定力が上がるってちゃんと説明してくれるから理解しやすかったし価値観が変わりました。だからこれから履修する学生にもそういったことを感じてほしいですね。 

私は教職志望だから、テーピングの知識は応急処置として身に着けておいて損はない思うし、ほかの人に対しても対処できるだけの知識やアドバイスは役立てていきたい。テーピングは慣れなので授業の2日間だけではまだ上手くできたと実感できないかと思うけどやったらやった分だけ上手くなって自分に返ってくるから、履修した学生がこの先でここで学んだことが役立つことがあったらしいです。

授業内容を振り返る竹花さんと古瀬さん

今回履修者として授業に参加した古瀨 菜月さんは「スチューデントアシスタントは年齢が近いから質問しやすかったし、変な巻き方をしていたらすぐ教えてくれて助かった」と感想を聞かせてくれました。自分が学んで身になったことをこれから学んでいくひとに伝えていく、良い循環が見受けられる2日間でした。 

 

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