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東女体大Women's

なぎなたと大学生活が、私の歩む道を教えてくれた

記事公開日:2024.02.26

東京女子体育大学は、1902年に日本初の女子体育教師養成学校として創設。2022年で創立120周年を迎えました。
今回は、体育・スポーツや教育に貢献されてきた卒業生にお話を伺いました。

PROFILE

中村 ゆり子 さん
1970年、東京女子体育大学体育学部卒業。
1981年、(公財)日本スポーツ協会 なぎなたコーチ4マスター。
1989年、(公財)全日本なぎなた連盟 なぎなた範士審議員・なぎなた名誉審判員。
2018年、日本武道協議会 武道功労章を受章。
2021年、(公財)全日本なぎなた連盟 副会長。

本学では「藤村トヨの教育」の授業の中で「なぎなたの技法」の指導を担当。

入学当時に感銘を受けた、先輩方の優しく、堂々とした姿

東京女子体育大学体育学部出身で、公益財団法人全日本なぎなた連盟の副会長を務める中村ゆり子先生。

「入学した年に台風で多摩川が氾濫して、先輩に避難するぞ!と声をかけられ、座布団を頭にのせて避難した経験があります。その時、歳の変わらない先輩たちの毅然とした対応を見て“この学校の先輩はすごいな”と感じたことを今でも覚えています。周りの人と助け合い、そして自ら行動して、道を切り開いていく大切さを大学生活で学びました」。

中村先生の経験は、現在の本学コンセプトである『一生ものの、姿勢をつくる。』に相通ずるものがある。

“自ら開拓すること” “武道の理合い”の大切さを学ぶ

「大学ではスピードスケート部に所属しながら、12歳から続けていたなぎなたを部活動として創部しました。当時は練習場所もありませんでしたが、たくさんの方の支えもあり、インカレや多くの大会にも参加しました」。

そう話す中村先生は、中でも大学4年の時に参加した大会が強く印象に残っているとか。

「長期合宿後に挑んだ大会だったんですが勝つことができなくて。人一倍練習しているのになぜと思った時、足腰の強さや技術だけでなく、集中した気力や守りと攻めの時をみて動く“虚と実”が大切なんだと気付きました。なぎなたによって武道の理合いが分かるようになり、精神的にも強くなったと思います」。

 

選手を育成する指導者として、次の世代に期待すること

現在は“なぎなたをもっと多くの人に知ってほしい”という想いで、競技の指導にあたる中村先生。選手を育成する上で、大学時代の経験が土台になっているという。

「大学では、夢を持って集まった人から経験してきた種目のことや、教わってきた先生方の姿勢などの話を聞けて、すごく良い経験ができたと思います。自分で工夫して、創生していくことができるのが大学です。ぜひ皆さんにも、いろんなことにチャレンジして、社会で生きていくための基本を大学で養ってほしいですね」
と中村先生はこれからの後輩学生に期待を募らせる。

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