TWCPE HEADLINE|東京女子体育大学・東京女子体育短期大学

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東女体大Women's

学んだのは、人を創り、生かすこと。子どもたちにも伝えていきたい。

記事公開日:2024.03.08

幼い頃から持ち続けていた夢を叶え、短期大学卒業後、保育士として現在2歳児を担任している福泉さん。 東京女子体育短期大学だからこそ学べた大切なこと、今に役立っていることなどをお聞きしました。

PROFILE

福泉 芽生さん
株式会社こどもの森 Nicot 拝島 保育士

2020 3 月、東京女子体育短期大学児童教育学科 幼保コース卒業
東京都生まれ、東京都立東大和高等学校出身

人との関わり方を知った かけがえのない2年間

たくさんの喜びと幸せ。保育士として働く今、子どもたちから日々そんな大切なものをもらっていると感じています。初めて私を「めい先生」と呼んでくれた時のことは忘れられません。現在、2歳児を担当していますが、トイレで排泄できた時、文字が読めた時など、できることが1つずつ増えて、子どもたちの成長を毎日感じられるのがうれしいですね。

幼い頃から運動や子どもと遊ぶことが好きだったことから幼児体育を学びたいと思い、東京女子体育短期大学に進学しました。ピアノの練習にも力を入れたいと思っていたので、周りを気にせず思いきり練習できる個室のピアノ室があったことも決め手でした。授業では、年齢に応じてボールやリボンなどを使った運動、音楽に合わせながら行う手遊び、絵本の読み聞かせなどを学びましたが、今子どもたちと接するうえでとても役立っています。今でも授業のノートを職場に持って行って活用しているんですよ。

「創作オペレッタ」で人間関係の大切さやコミュニケーションも学んだ

保育士は子どもたちだけでなく、他の先生方や保護者と円滑なコミュニケーションを取ることも大切です。それを教えてくれたのが短期大学2年次に取り組んだ「創作オペレッタ」です。歌・音楽・ダンスの要素を取り入れたミュージカルで、脚本から作詞・作曲、振り付け、衣装・小道具、照明プランまで全て自分たちで創り上げるのですが、その中で人間関係の大切さ、協調性、自分の意見の伝え方などを学びました。
保育園には人見知りで私が近くに行くだけで泣いていた子もいましたが、毎日めげずに服装や髪型をほめたり、寄り添ったりしていたら、今では親御さんが「この子は家でも先生の話をするんですよ」と言ってくださるまでになりました。
こんなコミュニケーションの取り方も「創作オペレッタ」から学べたのではないでしょうか。約半年の制作期間中は思うように進まず、つらいこともありましたが、発表会後はクラスメイトみんなで感動して大泣き。この絆は今も続いています。保育士になったクラスメイトも多いので、たびたび会って同じ喜びや悩みを分かち合っているんですよ。

東京女子体育短期大学で過ごした2 年間を糧に、子どもの成長とともに自分も成長していけたらと思っています。

ピンクの鳥の衣装の左が福泉さん

東京女子体育短期大学2年次に合同クラス約40名で創り上げた「創作オペ レッタ」では演出を担当。脚本全体の流れや演者の動きなどを考えました。

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