曽木郁実さん
東京女子体育大学体育学部体育学科
新体操部で活躍した曽木郁実さんが、卒業後に選んだ進路は JICA青年海外協力隊 。派遣先はマレーシア。彼女はそこで 新体操を教える という新たな挑戦を始める。
曽木さんが新体操を始めたのは、自ら「やりたい」と決めたことがきっかけだった。大学では部の幹部も務め、大人数をまとめる経験を積んだ。
「同期や後輩と一緒に練習し、発表会を成功させることができたのは、大きな自信につながりました。特に指導経験を積めたのは貴重でした。」
高校時代よりも部員数が多い環境で、 協調性や指導スキル を高めることができたという。大学では、講習会の講師や演技づくりの仕事を任される機会も増えた。それが、「新体操を教える仕事」に興味を持つきっかけとなった。
「もともと留学したかったんです。そこに新体操を教えられる仕事があって、自分のしたいことがすべて重なりました。」
曽木さんは、自分の経験を活かして 現地の子どもたちに新体操を教えたい と考えている。大学で培った指導経験や、大人数をまとめる力は、新天地でもきっと役立つ。
「まずは現地でしっかり経験を積んで、新体操を通してたくさんの人とつながりたいです。」
大学生活で得た経験を、海外での挑戦へとつなげる曽木さん。新たな環境での成長が楽しみだ。
2023.06.19
2024.07.29
2024.06.15