TWCPE HEADLINE|東京女子体育大学・東京女子体育短期大学

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研究・教育

チームワークで最高の舞台を

記事公開日:2024.08.01

*舞台公演は2024年2月13日火曜日に行われています。

みんなで創り上げる 創作オペレッタ

こどもスポーツ教育学科では2年次に、歌・音楽・ダンスの要素を取り入れたミュージカル「創作オペレッタ」に取り組みます。2年間で学んだ「動きづくり」「音づくり」「ものづくり」の知識や技術を最大限に活かし、脚本、作詞作曲、振り付け、衣装・小道具制作、照明プランまで、すべて自分たちの力で創り上げる、学びの集大成の場となっています。

創作オペレッタ発表会ドキュメント2日目 2024.2.13 火曜日 午後

衣装と小道具でカラフルに彩られたシーン

午後になって、公演の時間が迫ってきました。公演と同じ気持ちで本番直前に行われる、ランスルーが始まっています。大学のパンフレットや公式の撮影はこの時に行われます。ナレーション・照明・音響・暗転など作品の完成した姿が現れ、観客が居る想定のもとノンストップで進められます。
観客席からは見えませんが、下手(左側の舞台袖)にはピアノが置かれていて、学生たちの生演奏により演じられます。

 

希望や友情など 音楽と動きで表現して

新体操のリボンを生かして舞台を大きく使っている

創作オペレッタでは、身体表現で構成される場面があります。ダンスや体操を学んだ人が、振り付けの中心になってリードする機会があります。主人公の気持ち、登場人物の性格、表現世界の広がりと奥行き、希望や友情などを身体の形や動きに作り変えて、音楽に重なるよう組み立てられています。

 

息を合わせる動き 幻想的なメロディに包まれて

ゴース(薄く透けて見えるテキスタイル)を使った表現

舞台では、照明によって雰囲気や演技が演出されます。明るくなったり、暗くなったり、キラキラ明滅したり、みんなで考えた演出が現実のものとなって、なりきって演じる良い経験となるでしょう。
照明があることによって、衣装や小道具などもより生かされて、多様な見え方が現れています。

 

子どもたちの健やかな笑顔を求めて

先生役が子ども役に語りかける場面

身体的な表現や、舞台に現れる色や形も、そのすべてが音楽に集約されます。セリフや歌詞も加わり、幼児・児童の育ち(成長)の姿を勉強した成果を表現しています。毎年、個性のある作品づくりとなりますが、公演を前にするまで繰り返し追究されています。みんなの考えを集めて混沌としながらも、お互いの理解を深めて、形ある表現に変化してきました。

 

それぞれのオペレッタが、みんなのオペレッタに

劇中にて互いを認め合い、アイデアを確かめ合う様子

物語も終盤になってきました。
ここまで1年間かけて学び、それぞれのオペレッタが、みんなのオペレッタに変わったのだと思います。物語を考えながら、最善を求めて話し合い、様々に試み、重ねた時間と出来上がったオペレッタ作品を確かめて、感謝の想いと達成感を感じながら、これからの社会人生活と向き合う素直な姿が現れます。

 

さあ、次は本番です!

笑顔で記念撮影する学生たち

2日目午前の様子はこちら

舞台経験が、社会で活躍する力に|TWCPE HEADLINE

公演の様子はこちら

創作オペレッタ発表会が開催されました。

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