東京女子体育大学・東京女子体育短期大学は、体育・スポーツの学術専門の教授・研究を行う教育機関であることを活かし、スポーツや文化活動の振興・普及の実施主体として、未来スポーツの創造に取り組んでいます。
このたび、『一般社団法人TWCPEスポーツアカデミー』を設立し、地域の課題解決に向けた部活動の地域展開(移行)に寄与する、TWCPEクラブ事業を開講する運びとなりました。
本事業の体験・見学会は、東京都教育委員会の後援をいただき実施しています。
先週の体験レッスンに続き、3週連続で体験レッスンを実施しました。前回から継続しての参加者12名と新規2名の生徒を迎え、総勢14名で活動しました。
実施日:2025年7月27日(日)
参加者:生徒14名 ※国立市(2名)、立川市(12名)
【 開会式 】
はじめに、開会の挨拶と自己紹介を行いました。強い日差しの中での活動となるため、生徒の皆さんには「絶対に無理をしない」「我慢しない」「頑張りすぎない」の“3つの「ない」”を守ることをお願いして、活動をスタートしました。
【 準備運動 】
まずは、身体をほぐす準備運動。続いて、アジリティートレーニングの一環で「足じゃんけん」を行いました。プレーでは、素早く状況を判断し、反応することが求められます。ゲーム形式で楽しみながら、身体の動きをそれぞれ確認しました。
【 グループ練習① 】
軸足、踏み込み足を意識して、ストローク、ロブの練習を行いました。ソフトテニスは、相手のボールに素早く反応して動けるように、常に正しい姿勢を取ることが重要です。ラケットを持っていない側の腕の動きも意識して、フォア・バックともに50本ずつシュート練習を行いました。
【 グループ練習② 】
続いて、ボレー、スマッシュの練習を行いました。ネットとの距離感を意識しながら、2人1組になり、手のひら10本、ラケット10本のボレー練習を行いました。スマッシュ練習では、ボールを捉える際の腕の動き(予備動作)が重要なポイントであることを学ぶことができました。その後は、3本レシーブからボレーを打ち、試合を想定した一連の動きを確認することができました。
【 グループ練習③ 】
最後は、部員VS生徒の皆さんでミニゲームを行いました。勝負に負けて悔しがる生徒さんの姿が見られ、もっと強くなりたい!という熱い思いが伝わってきました。
本クラブ事業では、技術の向上のみならず、心・技・体のバランスがとれた選手を育成することを目指します。
今回、3週連続で体験レッスンに参加してくれた生徒さんは、レッスンの回数を重ねるごとに積極性が高まり、指導者の園部先生や部員に指導を仰ぐ姿が多く見られました。また、他の生徒さんへのサポートやボール拾い、グラウンド整備などを自発的に行うことができ、本体験レッスンを通してさまざまな学びを得ることができたと思います。
今後も東京都教育委員会および地域自治体と連携し、一般社団法人TWCPEスポーツアカデミーを中核とした持続可能な地域部活動の実現を目指し、事業の展開と教育連携を進めてまいります。
今後も、ソフトテニス部、ストリートダンス部、陸上競技部の体験レッスン(複数回)が続きます。
もっと上手になりたい!もっと楽しく活動したい!もっと交流を深めたい!と思っている包括連携5市(国立市、立川市、国分寺市、府中市、日野市)の公立中学校生徒の皆さん、TWCPEスポーツアカデミー「クラブ事業」の参加を心よりお待ちしています。
【お問い合わせ】
一般社団法人 TWCPEスポーツアカデミー事務局
(学校部活動の地域連携・地域移行事業)
東京女子体育大学・東京女子体育短期大学内 1号館3階
〒186-8668 東京都国立市富士見台4-30-1
✆ 042-572-4131 ✉ spoaca@twcpe.ac.jp
2023.06.19
2024.07.29
2024.06.15