記事公開日:2025.09.04
東京女子体育大学・東京女子体育短期大学は、体育・スポーツの学術専門の教授・研究を行う教育機関であることを活かし、スポーツや文化活動の振興・普及の実施主体として、未来スポーツの創造に取り組んでいます。
2025年5月、『一般社団法人TWCPEスポーツアカデミー』を設立し、地域の課題解決に向けた部活動の地域展開(移行)に寄与する、TWCPEクラブ事業を開講しています。
本事業の体験・見学会は、東京都教育委員会の後援をいただき実施しています。
TWCPEクラブ事業は、7月からソフトテニス部の体験レッスンを開始し、参加した生徒・保護者から好評を得ています。
8月からは新たに陸上競技部の体験レッスンがスタートしました。
実施日:2025年8月24日(日) 15時~17時
参加者:国立市、立川市、国分寺市の中学校生徒
【 準備運動・用具の準備 】
3市の中学校から参加があり、初対面の生徒が多く、少し緊張気味なスタートとなりました。指導者、学生スタッフは、準備運動や用具の準備などの作業を通じて、参加者の生徒さんとコミュニケーションを図りながら、少しずつ距離を縮めていきました。
【 基本練習 】
メディシンボール(2キロ)を使用して、身体の構造、効率的な身体の動かし方について学びました。メディシンボールは、単に腕の力だけでボールを投げるのではなく、全身を使ってボールに力を伝えることで、下半身や上半身のパワーを高めるトレーニングです。指導者、学生スタッフから丁寧に説明を受け、全員で取り組みました。
続いては、ハードルを用いて、早く走るための基本動作を学びました。股関節の柔軟性を高めることで、脚を大きく動かし、1歩で進む距離が長くなり、自己記録更新を目指します。
【 種目別練習 】
次に、種目別のグループに分かれて練習を行いました。
・短距離
早く走るために重要な、腕の振りや胴体・脚の細やかな動きを学生スタッフと確認しながら、実践練習を行いました。
・長距離
持久力を向上させるために、部員が行っているトレーニングメニューを取り入れ、学生スタッフが並走して実践練習を行いました。
・投てき(やり投げ)
投てきに興味のある生徒を対象に、やり投げの実践を行いました。正しいフォームで投げることで、飛距離が伸びるのを体感することができました。
【 閉会式 】
最後に指導者の櫻田先生、佐々木先生から体験レッスンのまとめと講評がありました。わずか2時間の体験レッスンではありましたが、生徒の皆さんは呑み込みがとても早く、フォームの改善やタイムの更新など大きな変化が見られました。
10月のクラブ活動(本入会)では、専門的な指導と専用の施設をフル活用し、充実したクラブ事業を展開していきます。今回体験レッスンに参加していただいた生徒の皆さんに限らず、包括連携5市の生徒の皆さん、是非ご参加ください。
このたび、一般社団法人TWCPEスポーツアカデミーのHPを開設しました。
ソフトテニス部、ストリートダンス部の体験レッスン申込や本入会(9月中旬頃を予定)は、HPからお手続きいただけます。
もっと上手になりたい!もっと楽しく活動したい!もっと交流を深めたい!と思っている包括連携5市(国立市、立川市、国分寺市、府中市、日野市)の公立中学校生徒の皆さん、TWCPEスポーツアカデミー「クラブ事業」の参加を心よりお待ちしています。
【お問い合わせ】
一般社団法人 TWCPEスポーツアカデミー事務局
(学校部活動の地域連携・地域移行事業)
東京女子体育大学・東京女子体育短期大学内 1号館3階
〒186-8668 東京都国立市富士見台4-30-1
✆ 042-572-4131 ✉ spoaca@twcpe.ac.jp
https://www.twcpespoaca.com/
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