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研究・教育

東京女子体育大学からオリンピックへ:沖野星さんのカヌーとの出会い

記事公開日:2026.02.10

PROFILE

沖縄星さん

東京女子体育大学体育学部体育学科

沖野星さんは、中学生の頃カヌーの大会を観戦したことをきっかけにカヌーと出会った。その後、努力を重ね全日本選手権や国民スポーツ大会に出場するまでに成長した。現在は、オリンピック出場を目標に掲げ、新たな挑戦を続けている。

 

競技との出会い~中学生の頃に芽生えた憧れ

沖野さんがカヌーを始めたきっかけは、中学生の頃に兄のカヌー大会を観戦したことだった。「そのときに見た女子選手が本当にかっこよくて、強く印象に残りました。」と当時を振り返る。

沖野さんが現在取り組んでいるカヌーは、当時まだ正式種目として認めておらず、女子選手はほとんどいなかったという。その珍しさもあり、より一層魅力的に映った。

「女子がいない種目だったからこそ、挑戦している姿がすごくかっこよく見えた。そこから、自分もやってみたいと思うようになりました。」

 

チームや練習について

沖野さんが所属するチームは少人数編成だと語る。

「人数は多くはありませんが、その分ひとりひとり輝けるチームだと思っています。少人数だからこそ、目立てる場面も多いです。」

練習内容はシンプルだがその分厳しく、基本は漕ぐ、走る、筋力トレーニングの3つで、春から夏がシーズンのため、冬の間は長い時間長い距離を漕いで持久力を高めながら、筋力をつけている。

沖野さんはチームの一員としての目標も明確だ。

「メダルをとり、日本代表として世界の大会に出場することを目標に、日々練習に取り組んでいます。」

世界大会への挑戦と国内大会での成長

今年度、沖野さんはカヌーマラソンの世界選手権に出場した。

「初めての海外遠征だったので不安もありましたが、日本代表としてきている以上、しっかり結果を残そうという気持ちで臨みました。」と振り返る。

しかし現地で目の当たりにしたのは、海外の選手との大きな差だった。沖野さんは「海外の選手は体が大きく、同い年なのに自分よりもずっと年上に見えました。その分動きも大きくて、日本の選手はまだまだ体格的に小さいと感じました。」と語る。

一方、国内大会でも着実に成果を残している。全日本選手権と国民スポーツでは、前年を上回る結果を目標に出場した。その目標を見事に達成し、これまでで最もいい成績を収めた。

カヌーの魅力

沖野さんが感じるカヌー競技の魅力は、水上ならではの開放感だという。「陸上で走るのとは違って、水の上を進む感覚がとても気持ちいいです。」と話す。

また、カヌーは「水上F-1」とも呼ばれる競技だ。

「タイムを競う競技なので、スピードの迫力も大きな魅力だと思います。」

さらに、競技が行われるフィールドも多彩だ。「川や湖、海など、自然の中で行う競技なので、自然と一対になれるところもカヌーならではだと感じています。」と語る。

これからの目標~ロスオリンピックに向けて

沖野さんのこれからの目標は、ロスオリンピックへの出場だ。

「そのためには、まず日本で勝たなければいけません。今よりももっと強くなって、日本代表としてさまざまな世界大会に出場できる選手になりたい。」

さらなる成長を目指し、挑戦を続ける沖野さんのこれからが楽しみだ。

文:スポーツマネジメント学専攻コース3年 大場琳

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