研究・教育
PROFILE
沖縄星さん
東京女子体育大学体育学部体育学科
沖野星さんは、中学生の頃カヌーの大会を観戦したことをきっかけにカヌーと出会った。その後、努力を重ね全日本選手権や国民スポーツ大会に出場するまでに成長した。現在は、オリンピック出場を目標に掲げ、新たな挑戦を続けている。
沖野さんがカヌーを始めたきっかけは、中学生の頃に兄のカヌー大会を観戦したことだった。「そのときに見た女子選手が本当にかっこよくて、強く印象に残りました。」と当時を振り返る。
沖野さんが現在取り組んでいるカヌーは、当時まだ正式種目として認めておらず、女子選手はほとんどいなかったという。その珍しさもあり、より一層魅力的に映った。
「女子がいない種目だったからこそ、挑戦している姿がすごくかっこよく見えた。そこから、自分もやってみたいと思うようになりました。」
沖野さんが所属するチームは少人数編成だと語る。
「人数は多くはありませんが、その分ひとりひとり輝けるチームだと思っています。少人数だからこそ、目立てる場面も多いです。」
練習内容はシンプルだがその分厳しく、基本は漕ぐ、走る、筋力トレーニングの3つで、春から夏がシーズンのため、冬の間は長い時間長い距離を漕いで持久力を高めながら、筋力をつけている。
沖野さんはチームの一員としての目標も明確だ。
「メダルをとり、日本代表として世界の大会に出場することを目標に、日々練習に取り組んでいます。」
今年度、沖野さんはカヌーマラソンの世界選手権に出場した。
「初めての海外遠征だったので不安もありましたが、日本代表としてきている以上、しっかり結果を残そうという気持ちで臨みました。」と振り返る。
しかし現地で目の当たりにしたのは、海外の選手との大きな差だった。沖野さんは「海外の選手は体が大きく、同い年なのに自分よりもずっと年上に見えました。その分動きも大きくて、日本の選手はまだまだ体格的に小さいと感じました。」と語る。
一方、国内大会でも着実に成果を残している。全日本選手権と国民スポーツでは、前年を上回る結果を目標に出場した。その目標を見事に達成し、これまでで最もいい成績を収めた。
沖野さんが感じるカヌー競技の魅力は、水上ならではの開放感だという。「陸上で走るのとは違って、水の上を進む感覚がとても気持ちいいです。」と話す。
また、カヌーは「水上F-1」とも呼ばれる競技だ。
「タイムを競う競技なので、スピードの迫力も大きな魅力だと思います。」
さらに、競技が行われるフィールドも多彩だ。「川や湖、海など、自然の中で行う競技なので、自然と一対になれるところもカヌーならではだと感じています。」と語る。
沖野さんのこれからの目標は、ロスオリンピックへの出場だ。
「そのためには、まず日本で勝たなければいけません。今よりももっと強くなって、日本代表としてさまざまな世界大会に出場できる選手になりたい。」
さらなる成長を目指し、挑戦を続ける沖野さんのこれからが楽しみだ。
文:スポーツマネジメント学専攻コース3年 大場琳
2025.02.06
2026.01.16
2025.12.23