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女子水球として初の五輪を体感、日本水球界の発展に貢献したい

記事公開日:2024.02.13

2021年、コロナ禍という厳しい状況の中で東京2020オリンピックが開催されました。
世界の多くの人々に希望と感動を与えたオリンピックで、東京女子体育大学の卒業生も活躍。
今回は東京オリンピックで活躍した卒業生たちに、試合でのこと、感じた想いなどをインタビューしました。

PROFILE

水球コーチ
川﨑 奈美枝さん

1978年生まれ。
藤村女子中学高等学校卒業後、本学へ入学。在学中は日本代表のスタメンとして活躍。
卒業後はもう一つの夢であった水族館へ就職。退職後は母校の高校・大学で水球を指導。日本代表のコーチを務めている。

オリンピックの1年延期によってチームが再編されたことで、私もスタッフに入ることができました。コロナ禍ということもあり、延期されていたワールドリーグがオリンピックの2ヶ月前に開催。代表チームが海外の選手と対戦できる唯一の場だったので、課題の確認や自信にもつながり、オリンピックに向けて良い準備が出来たと思います。

女子水球としては初のオリンピックであり、 私自身にとっても初めてのオリンピックを体感してみて、やはりオリンピックってすごいと感じることばかりでした。日本人は諸外国人に比べて体が小さいので、勝つことの難しさはもちろんですが、1点を貪欲に狙い自国の勝利に向けて貢献する姿勢、代表選手の自覚やプライドを感じることができました。
今回のオリンピックでは、東京女子体育大学から選手1名、コーチ1名の選出でしたが、この素晴らしい舞台に多くの選手を輩出できるように、母校の選手の強化に努めることで、日本の水球界の発展に貢献できたらと思います。

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