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研究・教育

楽しく動いて、シニア世代の心と体を元気に!(第4回)

記事公開日:2024.06.17

神奈川県伊勢原市において健康モデル事業に参加した方々を対象とする「動脈硬化度測定会および説明会」が227日、318日に開催されました。
この健康づくりイベントは、小野寺由美子先生のゼミ活動の一環として実施され、今年で測定会自体は19回目、ゼミ活動としては3回目となりました。
今回は学生スタッフとして参加した山口かなさん(小野寺ゼミ4年生:取材当時)、清水唯花さん(長谷川ゼミ3年生:取材当時)にフィールドワークの体験やゼミ活動での学びについてインタビューしました。最終回、清水さんの後編をお送りします。

プログラム作成の苦労が、喜びに変わった

実際のプログラムは、動脈硬化や骨粗しょう症の予防・改善のための運動を中心に、認知症予防につながる「コグニサイズ」を取り入れて実践しました。
いくつかの運動種目を4の倍数で動いてもらうといった体操を工夫して行ってもらいました。
少し難しいかなという思いもありましたが、練習するうちに「できる」ようになられるし、何よりも私が紹介する運動を「精一杯がんばろう」とされていたことが驚きでした。健康に対する意識がすごく高いと思いました。参加された皆さんからすれば、私は孫のような存在なのに、一緒になって動いてくださったことが嬉しくて、すごく感動しました。

私もいつかは「こうなりたい!」

参加される皆さんは、日常生活で工夫されている運動を楽しそうに話されます。
顔なじみということもあるかもしれませんが、いくつになっても気心の知れた仲間がいるということはすごく大切だと思います。
「私の健康づくり」というテーマが、良いコミュニケーションツールになるということに気づきました。私の大きな発見です。

また、和気あいあいとお話しになる皆さんを見て、私もいつかは「こうなりたい!」と素直に思えたことが自分でも驚きでした。

卒業後の自分の姿を意識して視野を広げていく

先生からのお誘いには正直言って迷いもありました。でも勇気を出して応じたことが、結果として自分の視野を広げることにつながりました。
もし遠慮していればそれはなかったわけですから、大学は自分から一歩を踏み出す勇気が必要だと思います。
声をかけてくださった小野寺先生には感謝しかありません。

将来は公務員を志望して勉強中です。
いろいろありすぎて少し欲張りなのかなと思ったりもしますが、自分で決めた将来像に近づけるように、これからもチャレンジ精神で視野を広げていきたいと思います。

 

※過去の記事
第1回

第2回

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