東京女子体育大学・東京女子体育短期大学

資料請求

理事長・学長挨拶

理事長挨拶

本学園は、明治35年(1902)5月10日に私立東京女子体操学校が創設されてから令和4年に120周年を迎え、現在に至っております。本学園は、学園の実質的創設者である藤村トヨ先生が掲げられた「心身ともに健全で、質素で誠実、礼儀正しい女子体育指導者の育成」という建学の精神に基づき、体育・スポーツの知の獲得と深い洞察力を身に付け、運動文化伝承の担い手として、凛とした次世代のリーダーとなる人材を育成することを教育の理念として、学園が設置する東京女子体育大学および東京女子体育短期大学の教育の充実発展に努めております。

本学は現在、東京都の西部、国立市にキャンパスを置き、隣接する立川市や国分寺市とも包括連携協定を締結し、多様な交流事業の推進、生涯スポーツの振興など、地域の健康・スポーツ文化の発展に寄与しているところです。

本学には、これまでのオリンピックで活躍した卒業生や在学生が少なからずおりますが、今後とも多くの素晴らしい選手や指導者を輩出できるよう、また、様々な形で、地元で開催される大きなスポーツの祭典を支援し、盛り上げていきたいと考えております。

少子化をはじめとしてわが国の高等教育を取り巻く情勢には厳しいものがありますが、本学園の誇る建学の精神をすべての教職員、学生が改めて心に刻みつつ、教育研究のより一層の高みを目指して努力を重ねてまいります。スポーツを通じた活力があり絆の強い社会の実現に向けて、本学もその一翼を担うべく、有為な女性スポーツ指導者の育成に邁進する所存でありますので、皆様方の一層のご理解とご支援を切にお願いする次第です。


理事長 樋口 修資

学長挨拶

本学園の創設は明治35(1902)年で、令和4(2022)年に創立120周年を迎えました。実質的な創設者、藤村トヨの掲げた建学の精神は「心身ともに健全で、質素で誠実、礼儀正しい女子体育指導者の育成」です。明治、大正、昭和、平成、令和と時代の変化に即して、建学の精神を守り続けてきました。 また、本学の教育理念は、「体育・スポーツの知の獲得と深い洞察力を身に付け、運動文化伝承の担い手として、凛とした次世代のリーダーとなる人材の育成」です。女子体育大学の良さは、すべての活動において、女性リーダーの育成に繋がることです。
本学では120周年を機に、女子体育大学・体育短期大学が進む新たな道を切り拓き、新学習指導要領で学んだ高校生が入学する令和7(2025)年度に向けて、新カリキュラムを策定しています。
いままでの体育専門大学は、スポーツを「する」人たちの集まりのようなイメージが強かったのですが、スポーツを「する」「みる」「ささえる」という視点から、「国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活」を送るために、体育・スポーツが持つ様々な力を世の中に発信し、社会に貢献できる人材を育成していきます。
大学の教育課程の特徴は、コース制を敷いているところです。まず体育・スポーツに関心のある学生に、1・2学年で一般・専門教養を学び、身に付けた新しい知見を元に、3・4学年の専攻コースを選べるようにしています。
令和5(2023)年度には、大学の3専攻コースを4専攻コースとし、「教職体育学専攻コース」を新設しました。また、「体育学専攻コース」は「スポーツマネジメント学専攻コース」へとコース名を変更すると共に、スポーツを「みる」ことを中心にマネジメントできる能力を育成するカリキュラムに改訂しました。「体育・スポーツはあまり得意ではないけれど、なによりスポーツを観戦することが好きな人」も歓迎します。英語が苦手な人が、英語の塾に通うように、体育・スポーツが苦手な人が、 1・2学年でその道の専門家から、各種目の専用施設で指導を受け、苦手を克服し、その経験を活かし、3・4学年でスポーツを「みる」ことの感性に磨きをかけ、社会に貢献してほしいと願っています。
また、短期大学は令和5(2023)年度から、「こどもスポーツ教育学科」と学科名称を改め、令和7(2025)年度には「保健体育学科」と統合します。体育短期大学の特徴を活かし、実践力を身に付けられるカリキュラムを展開します。日本で唯一の女子体育短期大学としての誇りを持ち、さらに魅力ある体育・スポーツに強い指導者を養成する短期大学として生まれ変わります。
本学では、様々なかたちでの体育・スポーツへの関心を持ち、その感性にさらに磨きをかけたい学生を求めています。学生の夢の実現に向けて教職員一丸となってサポートしていますので、オープンキャンパスなど、ぜひ一度本学に足を運び、生き生きとした教育現場を見て感じてほしいと思います。


学長 金子 一秀
PAGE TOP