東京女子体育大学・東京女子体育短期大学

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教員情報

教員からのメッセージを紹介します。
研究者情報は、以下のリンクから確認することができます。

東京女子体育大学教員情報

※短期大学保健体育学科は、令和6(2024)年度以降の学生募集を停止いたしました。

体育学部 体育学科 保健体育学科 こどもスポーツ教育学科

体育学部 体育学科

渡辺博之 教授:器械運動

技能の習得に加えて「教える」ことを学ぶ

教員をめざす学生が多い本学では、自分が技能を習得するだけでなく、人に教えられるようにならなければなりません。できるというのは感覚的なことなので、できない人に何が足りないか、そこをきちんと捉えられるようにするには、よく観察して考えることが必要になってきます。高校までは自分ができればよかったのですが、大学での学びはそこが違うんです。
本学には、きめ細かく学生たち一人ひとりに寄り添い、その人の身になって考えることができる指導者がたくさんいます。教員をめざす学生のためには良い環境、教育がそろっていると思いますね。
鵜澤文子 教授:英語

英語を道具として使い、世界で羽ばたく人材に

本学で必修の外国語コミュニケーションはドイツ語、フランス語、英語のうちひとつを選択できます。英語の授業は親しみやすい教材を使用して英語の基礎を学びます。二年に一度、2月に実施しているオーストラリアでの海外英語・文化講座では単に英語を勉強するだけでなく、さまざまな国の人たちとのコミュニケーションを通して、相手を理解する姿勢を学んでほしいと思います。
自分の意思を自分の言葉で伝えるのは基本中の基本。世界を舞台に羽ばたく学生たちには、そのために英語を役立ててほしいと願っています。
佐藤愛子 准教授:柔道

伝統を学び、人間形成にも役立つ武道

本学では1年生で武道が必修なので、全学生が経験します。安全に、楽しく柔道に触れてもらうことが一番の目的ですが、自分たちが教員になったときに、基礎から自信を持って安全に教えられるように考えて指導しています。3・4年生で柔道を選択する学生は、技の理論や専門的な指導法など、より深い領域まで学びます。本学では教員と学生の距離が近いので、何でも気軽に話せるのもいいところです。
柔道は日本発祥なので、日本の伝統や文化も感じてもらいたいですね。柔道衣を着る、道場をきれいに使う、畳の上で正座をして礼をする、それら全てが人間的な成長につながります。強くなるためや勝つためだけでなく、人間形成のためつくられた柔道を通し、思いやりを持ち、厳しさの中にも優しさを持って人に接する、そんな指導者になってくれることを願っています。

保健体育学科

佐々木大志 准教授:陸上競技

身近に”本物”がある素晴らしさ

陸上競技はさまざまなスポーツの基本となる部分を含んでいます。そのため保健体育学科においては、1年間で跳・走・投のあらゆる種目の競技を経験させるようにしています。自分の体とその動きをリンクさせて理解し、その安全性も含めて習得してほしい。
本学の魅力は、トラックや道具など”本物”がそろっていること。常に”本物”を目にし、実際に触れる経験は、この先アスリートをめざす学生にとってはもちろん、体育教員やスポーツ施設スタッフをめざす学生にとっても糧になるはずです。また、すぐ隣にいる”本物”の競技者をモデルに学べるというのも、本学ならではの経験です。観察眼を身に付けることができ、一生の宝となることでしょう。
佐藤理恵 准教授:ソフトボール

仲間と協力し、思いやる心を育む

キャッチボール程度しか経験のない学生もたくさんいますが、授業でボールやバットの握り方、簡単な捕球、スイングの軌道といった基礎から指導します。その結果、競技への苦手意識もなくなり、1年間学ぶと試合ができるようになります。
ソフトボールは仲間と協力する力や、お互いを思いやる心が育まれる集団スポーツ。実際、授業でも学生同士が協力し合っている姿をしばしば目にします。保健体育学科は人数は比較的少なく、チームとしてまとまる力が強いです。本学には各教科に専門の指導者がいて、いろいろなことにチャレンジしやすい環境が整っています。本学をめざすみなさんも不安を持たずに、ぜひ新しいことにチャレンジしてみてください。
渡邉景子 准教授:情報リテラシー

身近な話題も取り上げ、情報の扱い方を学ぶ

今の学生たちは、生まれた時からパソコンや携帯電話などが身の回りにあり、小学生の頃から学校でパソコンやインターネットを使った授業を経験してきています。しかし、これらのデジタル機器との関わり方には個人差があり、だれもが上手に使いこなしているわけではありません。授業では、高校までの修得状況を振り返りつつ、パソコンやインターネットの使い方および必要な知識も含めた基本的なことをしっかり学びます。
保健体育学科生の多くは、2年後には社会に出ていくため、単にソフトの使い方だけではなく、ネット上の問題など身近なトピックスについて調べてまとめたり、グループ討議を行って、社会人として身に付けておきたいことを主体的に学んでいます。

こどもスポーツ教育学科

大石千歳 教授:発達心理

幼児・児童の考え方や行動を理解するために

授業では幼児・児童の発達について心理面から学ぶのに加えて、発達障害や児童虐待など、最近注目されている諸問題についても学習します。幼児・児童の考え方や行動を理解するうえで助けになる知識を習得し、幼児教育の現場で役立つ授業を心がけています。本学は女子大なので、男子の陰に隠れることなく、女子がリーダーシップを発揮して思い切り学べるのが魅力です。ぜひのびのびと学んでください。
今はコミュニケーション自体が苦手な人が多いといわれていますが、そんな時代だからこそ、多くの学生に心理学を学んでほしい。人の心がどうなっているのか、その規則のようなものをある程度理解しておくと、今よりも生きやすくなるのではないでしょうか。
渡邊 洋 教授:造形

試行錯誤しながら実践力を身につける

こどもスポーツ教育学科では1年のうちから指導法をしっかりと学びます。現場に立ったときに困らないように経験を積む必要があるので、目の前に子どもがいることを想定した演習や模擬授業を実践します。高校までは人に教えるための学びではありませんから、その点が大きな違いといえるでしょう。
保育や教育の現場では、幼児・児童・生徒がいて、そこには心がある。そこでどう接するかイメージしながら、教える立場としての考え方やアイデアを持たなくてはいけません。最初はピンとこなくても、だんだんわかってくるので前向きに課題を見つけて努力してほしい。図画や工作が苦手な学生も、先に指導法をしっかり学んで、スキルはそのあと身に付けていけばいいと思います。
田島真沙美 准教授:教育相談

充実した学生生活を送ることがプラスに

教育の現場で支援が必要な子どもに対して、教員としての子どもの理解の仕方や支援の仕方を学ぶ授業です。授業の中では理論や知識を学んでいきますが、この分野は頭でわかっていても実際の関わりの中では必ずしも教科書通りにはいかないので、実習などの体験でなるべく多くの経験を積んで、人と心地よく接することができる、安心感をあたえられる存在になれるよう導いていけたらと思っています。
子どもに対して安心感のある支援をするためには、なにより自分自身が安定している必要があります。日頃から自分が人と関わって楽しいと思えることが重要なので、大学生活では学生同士、教職員とのコミュニケーションを積極的に図り、毎日を心から楽しんでください。
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