本学園は、藤村トヨの建学の精神を基柢に据えて、新たな「知」の創造と活用を通じて、社会や人類の発展に貢献する人材を育成する大学を目指しています。
高度なスポーツ科学や健康科学に関する研究を進め、その理論に裏づけられた実践教育を広く展開することによって、責任を果たしています。
この考えに基づき、教員養成機関として、これまでの成果を検証しつつ、社会の要請に応え、教育の情熱とより高度な専門知識・技能を保有する実践的な指導者を育成していきます。
また、生涯学習社会の到来を踏まえ、地域社会と共存し、スポーツの楽しさ、健康の大切さを伝えながら文化の振興に寄与する人材の養成にも力を注いでいきます。
文化としてのスポーツを社会に浸透させ、心豊かな人間社会に貢献する人材の育成が本学園の教育目的です。
幼児・児童教育においては、子ども達の感性を豊かに育てる指導者の育成を図ります。スポーツや音楽そして美術・工芸を含めた「動きづくり」「音づくり」「ものづくり」を重視し、体育大学の特徴を生かした教育に一層の充実を図りたいと考えています。
大学教育が直面する課題を踏まえ、全人教育を大切にし、セミナー、サークル活動、社会奉仕活動などの全学的な展開を通して、次代を担う人材を育成するため、教員と学生が同じ基盤に立ち、教育内容の一層の充実強化を図ることを目指します。
東京女子体育大学は、建学の精神である「心身ともに健全で、質素で誠実、礼儀正しい女子体育指導者の育成」を体現し、その姿勢をもって正しく社会の要請に応え、教育への情熱ならびにより高度な専門知識と技能を有する実践的な指導者の育成を教育の目標とします。
教育目標をかかげ、4年間の学修を通して教育課程を修了して所定の単位数を修得し、以下に定める能力を身に付けた学生に対して、「学士(体育学)」の学位を授与します。
〔人間形成・知識・技能・理解力・指導力〕
1. 豊かな社会性と人間性を支える広い教養を身に付けている。
2. 体育学の内容を理解し実践できる能力を有している。
3. 専門分野にとどまらず、様々な領域に柔軟に対応し、指導できる力を有している。
〔実践的に必要な思考力・判断力・表現力〕
4. 自ら設定した課題について、専門領域から分析・考察することができる。
5. 多様な人々の意見を聴き、理解した上で自分の考えを表現し、的確に伝えることができる。
〔社会との関わり・関心・意欲〕
6. 社会の変化に伴う諸問題を理解し、探究心を持って積極的に解決することができる。
7. 体育・スポーツの知を生かし、社会の発展に貢献できる。
【カリキュラムの編成と教育内容】
4年間の学修を通して教育目標を達成するための、教養科目、基礎科目および体育の専門科目で編成します。専門科目は、4つの専攻コース※(教職体育学、スポーツ健康学、コーチング学、スポーツマネジメント学)別の科目と共通の科目で編成します。
※令和5年度入学生適用 4つの専攻コース「教職体育学専攻コース」設置
それぞれの教育内容は次のとおりです。
○教養科目
本学の基本理念および歴史と伝統、国語、外国語等豊かな教養の基盤を養います。
○基礎科目
体育・スポーツの基礎理論と基礎実技を学び、各専門領域の導入を図ります。
○専門科目
身体教育および健康教育のあり方やスポーツの文化的な価値や意義に関し、理論と実技の両面から専門的に学びます。
○ゼミナール・卒業研究
3年次からは、少人数のゼミナールにより、担当教員の指導のもと、研究方法を学び、意欲的に研究活動に取り組み研究発表を行います。
[教育方法]
講義、演習、実技、実習等を複合的に行います。また、学生同士が教え合い相互に学び合う協同学習を授業形態に取り入れています。
[学修成果の評価方法]
科目ごとに、シラバス(授業計画書)に明示した評価の方法により、試験(筆記、実技等)、レポート等で行います。
本学は、多様な入学試験により、入学者に求める力を多面的・多角的に評価し、総合的に判定します。
受け入れる学生には、以下のいずれかの能力を求めます。
1. 入学後の修学に必要な基礎学力としての知識や実技能力を有している。
−高等学校での履修内容を理解し高等学校卒業相当の知識を有している。
−体育・スポーツに関して、修学に必要な実技能力を有している。
2. 物事を多面的かつ多角的に観察し、論理的に考察することができる。
3. 自分の考えをまとめて的確に表現することができる。
4. 体育・スポーツに関わる諸問題に深い関心を持ち、社会に積極的に貢献する意欲がある。
5. 積極的に多様な人々とのコミュニケーションを図り相互理解に努めようとする態度を有している。
上記の能力は以下の試験で測ります。また求める人物像に応じて、各種試験ごとに出願書類、面接、学科試験等を用いて評価します。
建学の精神を理解し、本学の教育内容に高い関心とコミュニケーション能力を有し、入学後も意欲的に体育・スポーツ分野に研鑽を重ね、将来社会で活躍が期待できる者を求めます。
公募
本学の教育内容に高い関心を持ち、高校時代の成績が優秀で、体育・スポーツ分野に明確な目的意識をもっている者を求めます。
指定校
本学が指定する高等学校における高等学校長が推薦する生徒で、本学の教育内容に高い関心を持ち、体育・スポーツ分野に明確な目的意識を持っている者を求めます。
スポーツ
本学の教育内容に高い関心を持ち、優れた競技力を有し進学後もその技能に磨きをかけ体育・スポーツの分野で活躍できる資質を有している者を求めます。
本学の教育内容に高い関心を持ち、学業に優れ、体育・スポーツに関する能力を有する者を求めます。
本学の教育内容に高い関心を持ち、学業に優れ、体育・スポーツに関する能力を有する者を求めます。
教育目標をかかげ、4年間の学修を通して教育課程を修了して所定の単位数を修得し、以下に定める能力を身に付けた学生に対して、「学士(体育学)」の学位を授与します。
4年間の学修を通して教育目標を達成するための、教養科目、基礎科目および体育・スポーツの専門科目で編成します。専門科目は、共通科目と4つの専攻コース(教職体育学、スポーツ健康学、コーチング学、スポーツマネジメント学)別の科目とで編成します。
それぞれの教育内容は次のとおりです。
○教養科目
本学の基本理念および歴史と伝統、国語・外国語、数理、情報リテラシー等豊かな教養の基盤を養うとともに、ボランティアやキャリアトレーニング等を通じて、社会性(協働)の醸成と自己形成を促します。
○基礎科目
体育・スポーツの基礎理論と基礎実技を学び、各専門領域の導入を図ります。また、アウトドア実習等を通じて、チームワークやコミュニケーション能力を養います。
○専門科目
身体教育および健康教育のあり方やスポーツ文化・マネジメントの価値や意義に関し、理論と実習(演習)の両面から専門的に学びます。
○ゼミナール・卒業研究
3年次からは、少人数のゼミナールにより、担当教員の指導のもと、研究方法を学び、意欲的・主体的に研究活動に取り組み、卒業研究発表を行います。
【教育方法】
講義、演習、実験、実技、実習等を複合的に行います。また、学生同士が教え合い相互に学び合う協同学習(アクティブラーニング)を授業形態に取り入れています。
【学修成果の評価方法】
科目ごとに、シラバス(授業計画書)に明示した評価の方法により、平素の学修状況に加え試験(筆記、実技等)、レポート等で行います。
東京女子体育大学は、本学の建学の精神と教育目的を理解し、本学で学ぼうとする強い意志と目的意識をあわせ持つ人を受け入れます。
〈求める人物像〉
〈入学者選抜〉
本学では、多様な入学者選抜により、入学者に求める力を多面的・多角的に評価し、総合的に判定します。