東京女子体育大学・東京女子体育短期大学

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女子体育研究所

目的

女子体育研究所は、体育・スポーツ領域の研究活動の振興並びに研究成果の普及を図ることを目的としています。所員の研究活動を支援し、研究成果を毎年度1回「紀要」として発刊しています。また、さまざまな助成を通じて研究を促進し,本研究所主催のフォーラムを開催するなど、研究活動の充実に努めています。

 

研究の助成

女子体育研究所では、以下の助成を通じて研究活動を促進しています。

① 個人研究

本学の研究・教育に資する個人の研究を助長するために、研究費の一部を補助することを目的としています。 研究期間は単年度(1年間)としています。

② 奨励個人研究

上記個人研究費の増額により、更なる研究・教育の発展を目的として助成します。

③ 共同研究

特色ある教育、大学教育改革、学術研究の振興および若手研究者の育成に寄与することを目的に、本学教員が中心となって行う共同研究を助成します。研究期間は、単年度、または複数年度(2年間)としています。

④ 学長奨励研究

学長のリーダーシップを基に教育職員の研究活動を促進し、本学教育の充実を図るとともに、本学の向上発展に寄与する目的で助成します。研究期間は、単年度、または複数年度(2年間)のものとなります。

⑤ 学会・研究会・研修会等の後援・助成

学内で開催される学会・研究会・研修会等のうち、学内教職員などが自由に参加できるものについて、後援・助成します。助成金には、文部科学省科学研究費補助金の間接経費が当てられます。

研究フォーラムの開催

例年1月下旬に「研究フォーラム」を開催し、本学教員の研究成果について公表の場を設けています。「個人研究」「共同研究」「学長奨励研究」のほか、日本学術振興会の科学研究費補助金による助成を受けた研究などが発表されます。本学教職員に加え、誰もが自由に聴講できるため、大学3年生が卒業研究に向けた準備として、研究の進め方や発表の方法を学ぶために参加しています。

『東京女子体育大学・東京女子体育短期大学紀要』及び『女子体育研究所所報』の発行

『東京女子体育大学・東京女子体育短期大学紀要』の発行

女子体育研究所に紀要編集部会が設けられ、毎年度1回紀要を刊行しています。第1号から第58号までの紀要は電子化され、東京女子体育大学・東京女子体育短期大学学術機関リポジトリで検索できます。

『女子体育研究所所報』の発行

学内での研究報告をとりまとめ、また、研究所の活動報告を行うため、女子体育研究所所報を発行しています。研究助成制度の内、「共同研究」に採択された内容については、公表が義務化されています。
これまでに発行した『女子体育研究所所報』及び紀要は、「東京女子体育大学・東京女子体育短期大学学術機関リポジトリ」から閲覧が可能です。

東京女子体育大学・東京女子体育短期大学学術機関リポジトリ

本学紀要及び研究所所報の著者及び著作権継承者の方への電子的公開に関するお願い

東京女子体育大学は、本学の教職員・学生により作成された学術研究成果を保存し、学内外に発信・提供する「東京女子体育大学・東京女子体育短期大学 学術機関リポジトリ」(https://twcpe.repo.nii.ac.jp/)を構築しております。 このたび、本学が発行した紀要について、創刊号まで遡って学術機関リポジトリに登録し、電子的に保存・公開することを計画しております。

つきましては、各論文の著者及び著作継承者の皆さまには、東京女子体育大学が行う次の2点についてご了承いただきますようお願い申し上げます。

上記2点について、ご了承いただけない場合のご連絡を2020年(令和2年)9月30日まで告示させていただいておりましたが、ご連絡がなかった方の論文はご了承いただいたものとさせていただき公開いたしました。ご了承いただけない場合には、女子体育研究所までお申し出を頂ければ、当該論文の電子的公開を中止いたします。 対象となる紀要は過去のものも多く、全ての方へ個別にご連絡を差し上げることが難しいことから、このような方法により皆さまへお願いをさせていただくことをご了解ください。ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、この告知は電子的公開に関する許諾をお願いするものであって、著作権の譲渡をお願いするものではないことを申し添えます。

オープンアクセスポリシー

体力テスト測定データの公開

毎年4月下旬に学校行事として「体力テスト」を実施しています。大学・短期大学の1・2年生がテストを受ける側(被検者)、大学3・4年生がテストを実施する側(検者)として、また、企画・運営は大学3・4年生の代表である20余名の「体力テスト実行委員」によって行われています。基礎データと総合評価は、文部科学省発表によるものと、本学での約半世紀に渡るデータの蓄積によるものです。

女子体育研究所では、2008年(平成20年)度以降の測定データを公開することとしました。測定項目は学部学科学年別・クラブ別に、体格、握力、背筋力、上体おこし、垂直跳び、立ち幅跳び、反復横跳び、50m走、シャトルラン、最大酸素摂取量、ハンドボール投げ、及び長座体前屈です。測定方法、体力テストの運営等については「新体力テスト結果報告書」をご参照ください。

<研究者の方へ>
公開した測定データを研究等にご利用になる場合には、お手数ですが女子体育研究所までご一報くださるようお願いいたします。

新体力テスト結果報告書

2020年度は、新型コロナウィルス感染拡大により中止

お問い合わせ先

東京女子体育大学 女子体育研究所

〒186-8668 東京都国立市富士見台4-30-1
TEL:042-572-4131
メール:joken@twcpe.ac.jp

外部からの助成

令和7年度は、科研費の助成を受けて、下記の研究が行われています。

令和7年度科学研究費助成事業

大学

研究代表者
氏名 種目 研究期間 研究課題
栗林 千聡 若手研究 令和6年度
~令和10年度
女性アスリートの摂食障害予防プログラムの開発と効果の検討
佐藤 晋也 基盤研究(C) 令和5年度
~令和7年度
動きを教える力をどのように評価するか
-器械運動における促発指導能力の査定-
梶 将徳 若手研究 令和5年度
~令和9年度
運動が得意および不得意な学習者の体育授業に対する内発的動機づけに関する研究
研究分担者
氏名 種目 研究期間 研究課題
笹生 心太
(研究分担者)
基盤研究(C) 令和7年度
~令和9年度
沖縄スポーツ文化の振興と隠された政治的意図に関する社会学的研究
丸尾 祐矢
(研究分担者)
基盤研究(B) 令和7年度
~令和10年度
前帯状皮質の抑制操作によるアスリートのあがり防止およびクラッチ誘発に関する研究
丸尾 祐矢
(研究分担者)
挑戦的研究
(萌芽)
令和7年度
~令和9年度
脳持久力トレーニングのプレッシャー下での効果検証と神経活動の解明
向井 直樹
(研究分担者)
基盤研究(B) 令和6年度
~令和8年度
筋・腱の形態及び質的特性の視点からの下肢スポーツ障害の発症機序解明と予防策立案

短期大学

研究代表者
氏名 種目 研究期間 研究課題
青山 有希 基盤研究(C) 令和5年度
~令和7年度
在宅医療的ケア児・家族・支援者を繋ぐアドバンスケアプランニングノートの開発
研究分担者
氏名 種目 研究期間 研究課題
堀内 亮輔
(研究分担者)
基盤研究(C) 令和5年度
~令和7年度
保育者による身体活動量と基本的動作を考慮した運動遊びの実施の有用性と継続性の検討

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