東京女子体育大学・東京女子体育短期大学

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SDGsへの取り組み

本学は、令和4(2022)年度に創立120周年を迎えました。明治35(1902)年創設以来、建学の精神に「心身ともに健全で、質素で誠実、礼儀正しい女子体育指導者の育成」を掲げ、「体育・スポーツの知の獲得と深い洞察力を身に付け、運動文化伝承の担い手として、凛とした次世代のリーダーとなる人材の育成」を教育理念に教育を展開してきました。
このSDGsは、持続可能な世界を実現し、「地球上の誰一人として取り残さない (leave no one behind)」という国際目標を掲げ、世界中がSDGsで掲げた目標の達成に取り組むものです。本学でもその実現に向けて、「身近なところから」「できることから」取り組んでいきます。本学での取り組みは、その目標達成に大きく貢献できるものではないかもしれませんが、小さくてもその努力の積み重ねは、国際目標の達成に貢献できるものと信じ、精力的に取り組んでまいります。

社会貢献・社会連携の方針

本学では「本学の特色ある教育を地域社会に発信し、持続可能な社会を創造する」という方針の下、社会貢献・社会連携を進めていきます。

  • 本学教員の教育・研究の成果を広く社会へと提供し、生涯学習の機会を促進するため公開講座を開講する
  • 包括連携協定を締結している近隣の市(国立市・立川市・国分寺市)を中心に多様な交流事業の実施や講師派遣を通じて、生涯スポーツの振興を図る
  • 学生ボランティア活動の促進、ジュニア・ユースクラブによる地域の子ども達へのスポーツ振興などにより、教職員・学生の社会活動を強化する

詳しくは「地域交流」ページにてご確認ください

本学の取り組み事例を紹介します。

地域に学びを開く学習機会の提供

大学の研究・教育の成果を地域に開放するため、幼児から成人・高齢者に向けて公開講座を実施し、生涯学習の場を提供しています。 ジュニアユース等の地域の子どもたちを対象にしたクラブ活動を展開する中でスポーツの楽しさを伝え、将来のスポーツ人材の育成に励んでいます。

学生を巻き込んだボランティアリサイクル活動

ペットボトルキャップ回収や靴のリユース、発展途上国への靴の寄付などの貢献活動を学生が主体となり行っています。

大学と学生が一体となったエコキャンパスづくり

省エネルギー機器の導入や、CO2削減の取り組みとして、屋外運動施設にスポットクーラーやミストシャワーを設置すると同時に学内緑化、屋上緑化を積極的に進めています。
学生で組織する学友会により、空調の適切な温度設定を呼びかけるような放送などをして電力削減を全学生に意識づけています。

地域の中で共に育てる教育連携・社会貢献活動

放課後や夏休み期間には、地域の小学生たちに教職を目指す学生が中心となりボランティアで勉強を教えています。また、至誠ホームへの配食ボランティアへの協力、地域のスポーツイベントの運営なども行っています。

企業と連携したスポーツ振興活動

株式会社読売巨人軍と締結し、子どもたちを対象としたジャイアンツアカデミーの開催会場に本学施設を提供し、スポーツの振興を図っています。

誰もが安心して学べる環境の整備

ハンディキャップのある方に対して、聴覚障害に配慮したノートテイクや「だれでもトイレ」など学内のバリアフリー化を図っています。
経済的脆弱層の学生(保護者)対して、スカラシップ入試制度、被災した入学志願者の検定料の免除、各種奨学金制度の充実など、学費面でのサポートを整えています。

地域と共に考える防災対策

国立市と連携し全学生・教職員及び近隣住民が参加する火災・地震を想定した避難訓練を実施しています。その上で国立市、立川市と連携協定を締結して災害発生時の対応を協議しています。

まちと人を育てる産官学連携

産官学の連携組織である「ネットワーク多摩」に参画することで、地域の方々と協働しています。多摩地域の「まちづくりや人材育成のための事業」の中で教育力を向上を図る事業を展開・活動しています。

女性が社会で輝くモデルをつくる

就職サポートとして、雇用、働き甲斐のある仕事に必要な技能を各業界の講師から学び、インターンシップの授業では男女差を超えた能力強化を促進しています。
また、「藤村トヨの教育」の授業から藤村トヨの教育実践を学ぶことで、女性の社会参画や平等なリーダーシップについて理解を深めています。

健康な心身を育む環境整備

健康な体と精神の発達のため、健康管理センターを中心に健康のための定期的な情報発信やインフルエンザ予防接種の積極実施を進め、ストレスチェックやメンタルヘルス相談ができる体制も整えています。

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